・弟と私の関係
田舎の中小企業に勤める29歳の私には、実家から出て東京で一人暮らしの弟がいます。
まだハタチになったばかりの大学生だけれど、すっかり都会での生活にも馴染んだ様子で、しょっちゅういろんな女の子を家に連れ込んでいるみたいでした。
でも弟の女性関係なんて興味がないし、たまにLINEで自慢されても適当に聞き流していた私。
なんだかんだで可愛い弟だから、お互いの近況報告だったりたまに連絡は取ってたんですけどね。
・きっかけは、弟の家に泊まったこと
私は最近某アイドルにドハマリしてしまい、都内で開催されるライブにどうにか参加したく、地元から遠征することに。
けれど正直だいぶ出費がかさむので、ライブ会場から近い弟の家に、その日は前乗りで一泊させてもらえるようお願いをしたのです。
事前に頼んであったため、弟は当日は誰も女の子を呼ばずに待っていてくれました。
夕食を終えてお風呂も借りて、あとは寝るだけになった頃。
「もうちょっと姉ちゃんと話したい」とまるで甘えたように言われたので、私たちは夜更けに宅飲みすることになりました。
・姉弟だしと油断したのが間違いだった
盛り上がって気がつけば時刻も深夜。
明日に備えてそろそろ、と私が切り出すと、弟に突然腕を掴まれてしまいます。
私はもちろん抵抗しました。
けれどあんなに幼かったはずの弟はすでに男になっていて、振り払おうとしてもびくともしません。
「さっきから谷間見せつけて。誘ってる?」
弟が私を見る目が、明らかにおかしい。
私がハッとして自分の胸元を見下ろすと、部屋着として着ていた薄手のTシャツから、小さくはない胸の谷間がくっきりと覗いていました。
でもなんせ相手は女好きの弟。
このときの私には、姉をからかう冗談にしか思えません。
「やだ、あんたったらスケベなんだから~。ふざけてないで早く寝よ!」
「うん。姉ちゃんと寝るよ。……そういう意味でね?」
途端に視界がぐらりと揺れて、目の前には弟が覆い被さっていました。
やばい。直感で思ってももう遅く、私は次の瞬間弟に唇を塞がれてしまいます。
・女慣れした弟との極上のキス
「ふぅ、っ……!」
口の中を強引にこじ開けられて、絡みつく弟の舌。
なんで、どうして?
さまざまな感情がこみ上げますが、弟のキスがすごく上手くて、私もだんだん理性を保てなくなってしまいます。
さらにねっとりと舐められているうちに私の下腹部に当たる、何か硬いモノ。
「っ……ダメ!」
そこでようやく我に返った私は、弟を突き飛ばしました。
後悔に蝕まれる私でしたが、弟は真剣な顔をして私の瞳を覗き込みます。
「ごめん、無理やりこんなことして。でもオレ、前から姉ちゃんとヤりたかったんだ」
「え……」
「姉ちゃんも今フリーだよね? だったらいいでしょ?」
仔犬みたいに見つめてくる弟に、母性本能がくすぐられてしまうのがわかりました。
このときの私は、どうかしていたのだと思います。
「……いいよ。一晩だけなら」
一夜限りで、全部なかったことにすればいい。
愚かな私たち姉弟は、とうとう禁断の扉を開いてしまったのでした。
・実の弟に最奥まで貫かれた夜
弟は前戯も上手で、私は乳首を吸われただけでぐっしょり濡れてしまいました。
愛撫しなくても充分なほど準備は整っていたので、弟は枕元からゴムを取り出して慣れた手つきで装着します。
私もエッチ自体が久々でしたし、成長した弟のソレがあまりにも大きかったので、今すぐに欲しいと期待してしまっていました。
「本当にいい? もう戻れなくなるけど」
今更の確認でした。
「来てよ。お姉ちゃんにちょうだい?」と笑った私に、理性を完全に失った弟は一気に肉棒を埋め込んできます。
奥まで与えられた快楽にビリリと電流が走りました。
お腹の中をみちみちと圧迫する弟の質量に、私は恍惚と浸ってしまいます。
「姉ちゃんのナカ、すげー締まるッ」
息を荒くする弟。「すぐイキそうかも」と告げられて、ピストンが激しくなります。
私も喘ぎ声が我慢できずに、無我夢中で鳴きながら弟にしがみつきました。
Gスポットをゴリゴリと擦られてイッている最中も、容赦なく指先でクリトリスを攻められてしまえば、私は連続イキで頭が真っ白になってしまいます。
元彼とは比べものにならないほどのテクで、こんなに感じてしまう相手は弟が初めてでした。
もし、ここへ定期的に通ってしまったら……
そうつい想像してしまいながら、私は何度も何度も絶頂に狂いました。
・もうやめられない、爛れた近親相姦
翌日行ったライブはうわの空で、すぐに抜け出してまた弟とたくさんセックスしました。
たったの一夜限りで終わるはずがなかったのです。
弟も同じ気持ちだったようで、私が田舎へ帰る時間ギリギリまで抱き潰しては「またシたいからいつでも来てね」と言ってくれました。
それ以来、毎月あるアイドルのライブを口実に、弟の家で秘め事を楽しむのが私の新たな趣味になりつつあります。