小学校の近くに住んでいたため、小さい頃からほぼ毎日と言っていいほど校庭の遊具で遊んでいました。
昔は今のように危ないからと遊具が撤去されることもなく、校庭にはさまざまな遊具が設置されていました。
あれは小学校中学年のまだ初潮も来ていない時期だったと思います。
いつものように校庭の遊具で遊んでいたときのことです。
名前は忘れましたが、綱引きのロープみたいなのが釣り下がっており、しがみついて揺らしたり、登ったりする遊具がありました。
いつものように大股を開いてよじ登っていくと、縄で股間が擦れ、ジンとしました。
初めてのことで驚いたとともに、なんとも言えぬ快感があり、しばらく縄にしがみ付いていました。
正確に言えば、動けなくなっていました。
なんだろうと思いながらその後も何度も続けましたが、その後はあまり変化がありませんでした。
別の日、また同じように遊んでいると、また股間がジンとしました。これを何日か体験しているうちに気持ちいいということに気づきました。
周りに人がいるときはやりませんでしたが、いないときはこれがやみつきになり、縄から次第に鉄棒など、固い物で快感を覚えるようになりました。
家でも家族が出かけているうちにドアにしがみついて股間をぶつけたり、机の角に擦り当てたりするようになりました。
高学年になってから性教育がありましたが、自慰行為のことは説明されず、ただただ気持ちいいと思って続けていました。
今思えば、校庭は職員室から丸見えで、もしかしたら職員がいたかと思ったら少々恥ずかしく思います。
が、当時は、そんなことを考えもせず、ただただ快感を求めていました。
ジンと感じた後は、下着におしっこのような物がついており、親に見つからないように洗濯物の奥にしまっていました。
これも今思えば、干すときなどに母親に気づかれていたかもしれません。
その後、中学の時は勉強と部活に忙しく、帰宅してご飯を食べて眠る生活が続いており、自慰行為のことなどすっかり忘れていました。
そんなある日、性に目覚めた男子たちがオナニーの話をするようになりました。
しかも、わざと女子に聞こえるような声で言うのです。
そこで、私のやっていたことが、男子がやっていることと同じだと思うようになりました。
男子生徒が女子生徒に「お前のやっているんだろ?」と冷やかすと女子生徒は大抵やっていないと答えるので、私だけが普通でないのではと思うようになりましたが、家族はもちろん、友達にも相談することはできませんでした。
その話を聞いてから、無性にあのときの快感を味わいたくなりました。
しかし、もう小学校の校庭に行くこともなく、家でもしばらくやっていませんでした。
何がどうなっているんだろうとまずは、自分の股間を鏡で見てみることにしました。
初めて見た自分の性器に驚くとともに、興味もわき、いろいろ触ってみました。
一番外にあるビラビラを触ってみました。
大人になってからわかったことですが、私は小陰唇が肥大しているようでそこが一番外に出ていたからです。
しかし、いくら触っても気持ちいいどころか何も感じません。
ただの飾りかなと思いました。
次は膣です。
当時はタンポンも使ったことがなく、膣を触るのには抵抗がありました。
第一、縄に当たっていない穴の中が気持ちいいとは思えませんでした。
しかもおしっこが出る場所もあるのでなんだか汚いイメージを持っていました。
それからクリトリスを触ってみました。
普通にしていればそんなにクリトリスは出ていないので、まさかと思いました。
しかも、そのまま指で触ると痛みが走りました。
でもこの痛みが、なんだか懐かしいようにも思えてきました。
もしかしてと思い、副皮を引っ張ってクリトリスを剥き出しにしてから触ってみました。
それでも痛い、でもなんだか覚えのある感覚でした。
恐る恐る触っているうちに、膣が濡れてきて、驚きました。
今度はおしっこみたいなものではなく、粘り気のあるものが出てきたからです。
もしかしてと思って指先につけてクリトリスを触ってみると痛みはなく、そのまましばらく触っていると気持ち良くなっていきました。
これだ!そう思った私の指は、もう勝手に気持ちいいところを探して動いているようでした。
縄に擦り当てていた頃の感覚とは少し違いましたが、それよりも指で触ってイキそうでいかない感じもとても気持ちが良かったです。
イッたときは思わず「アアッ!」と声が出てしまい、恥ずかしさでいっぱいになりました。
同時に膣内にもドロッとしたものでいっぱいになりました。
しばらく頭が真っ白になった状態で、意識が遠のくような感じがしました。
その後、処理に困ってしまいました。
膣をティッシュで拭いたものの、どこに捨てようかと迷いました。
男子生徒の話では射精した後の精子は臭うとのことだったので、女もそうだと思っていたのです。
なんとか親にばれないようにトイレで流しましたが、それもスリルがあって良かったです。
というわけで、これ以後、度々自慰行為をして欲求を満たしていました。