・初めての自慰行為で失敗
私が初めて自慰行為をしたのは、中学1年生の時でした。
最初は興味本位だったんです。
友達がしてるって聞いて、私もしてみたいって思って、やり方も教えてもらったんです。
最初は、そんなことするの?って、驚きの方が大きかったんです。
だって、指をあんなところに入れるなんて想像もしていませんでしたし、それで気持ち良くなるというのも信じられませんでした。
おまけに、恥ずかしい話なのですが、男女がそこでセックスをするのも初めて知ったんです。
性教育を受けたことはありますが、具体的にどんなことをするのかまでは教えてくれませんでしたし、うちの両親は父が単身赴任をしていたので、そういった場面に出くわしたことがありませんでした。
そのため、性的な知識がかなり乏しかったのです。
おませな友達から、オナニーを経験したと自慢され、私もしてみたいって思ったんです。
なんだか、友達がすごく大人びて見えて、置いていかれた気持ちになったんです。
でも、ベッドの中で言われた通りにしてみたのですが、いっこうに気持ちよくなりませんでした。
そこで、なぜ私が最初の自慰行為で失敗をしたのか、その原因と対策について解説します。
・興奮していない
まず、私自身性的になにも興奮していなかったのが失敗でした。
乾いた状態でいくら触っても気持ちよくないんですよね。
正直、濡れるって何?というような感じでした。
そんなとき、友人からAVを観ないかと誘われたんです。
なんでも、友人のお父さんのコレクションらしくて、両親がいない時に観ているそうです。
AVって、観ていいの?もしかしたらすごくいけないことをしているのではないかという、ちょっとした罪悪感から私はドキドキしながら観ました。
すると、いきなり男性が女性の服を無理矢理脱がせて、足を大きく広げて、激しく腰を振ってるんです。
ストーリー的には、人妻の元を訪れた宅配業者の人が、無理矢理人妻を犯すというものらしく、友達はこと細かく説明してくれました。
私は、その説明と画面に夢中になっていたのです。
男性の手に揉みくちゃにされて、喘ぎ声もすごくて、気がついたら私の腰の奥はズクズクしていました。
そして、トロッとした感じがしたんです。
その夜。
私は初めて自慰行為を成功させました。
初めて自慰行為を成功させたい時には、まずは興奮してからです。
精神的に興奮していないと、肉体的に辛いだけですし、気持ちよくもなんともありません。
・爪は綺麗に切っておく
女性はおしゃれのために爪を伸ばしている人も多いですよね。
でも、自慰行為をする時には爪が伸びているのはかなり危険なことです。
膣の中はとてもデリケートで、わずかな刺激でも傷を負うことがあるのです。
私も、高校生の時にはおしゃれに目覚めていて、ほんの少しですが爪を伸ばして形を整えていました。
初めての自慰行為の時、指を入れて柔らかな襞を弄っている時にチッと痛みが走ったのです。
その時は、ちょっと傷をしただけだと思って、たいして気にしなかったんです。
でも、翌日。トイレをしたらその部分が染みて、傷が意外と深かったことに気がつきました。
まさか、弄っていたら傷ができたなんて、恥ずかしくて言えませんし、薬もよくわからず、私は黙っているしかありませんでした。
幸いにもケガの方は数日で治ったので、特に問題はなかったのですが、かなり焦りました。
それからというもの、自慰の時にはきちんと爪を切るようにしています。
おしゃれをしたい時には、付け爪を付けるなどしています。
気持ちよく自慰をするためには、こうした小さなケアも必要なのです。
・1人の時にすること
私の最大の失敗は、家族がいる時に自慰行為をおこなったことです。
私の部屋に鍵はありませんでしたが、それまで両親が黙ってドアを開けることはありませんでした。
だから、私も安心して行為に夢中になっていたんです。
上半身は服を着ていたのですが、下半身は下着だけで、その下着も膝までかなりずり下げていたので、ほとんどモロ出しだったんですね。
ベッドの上で寝転んでしていたら、ガチャッとドアが開いて父が顔を覗かせたんです。
咄嗟に、私が悲鳴を上げると、父は慌ててドアを閉めました。
見られたかどうか、よくはわかりませんでした。
ただ、父はごめんと謝るだけで、私は何も言えず、しばらく気まずい空気が流れました。
裸を見られただけでも恥ずかしいのに、もし自慰しているところまで見られていたらどうしようと、毎日泣きそうな気持ちでした。
ですが、それからも父になにかを言われた訳でもありませんし、からかわれた訳でもありません。
そのため、私もそれ以上は何も言いませんでした。
自慰行為というのは、誰にも見られたくないものです。
特に、一番身近な大人である親には絶対に見られたくありません。
これから、自慰行為に興味があるという人は、くれぐれも人がいない時にするか、鍵をかけるかしてください。
そうすれば、初めての自慰経験が嫌な思い出になることはありません。