『ラッキー』
大学を卒業した俺は、社会人として働き始めた。
学生時代に遊んでいた友人とは遊べる時間も限られてくるようになった。
ゴールデンウィークになると、高校の頃からずっと遊んでいる友達から連絡が来た。
久しぶりに遊ぶことになり、もう1人お決まりの後輩を呼んで3人で遊ぶことになった。
その当日に俺達3人は、地元から電車で30分ぐらいの都心部にやって来た。
若者が沢山街中を歩き回っている。
3人でエスカレーターに乗っている時だった。
俺達の数個上の段にスカートの短い若い女の子が立っていた。
思わずそのスカートに視線を向けてしまう俺。
まるで漫画のように、黒いパンツがスカートの下から見えていた。
エスカレーターを乗り終えた後、俺はすぐに女の子のパンツが見えたことを友達と後輩に話した。
すると、後輩もパンツに気付いていたようで、俺と同じようにスカートの中をチラチラ見ていたらしい。
もう1人の友達は、見逃したようだった。
俺はパンツを見ることが出来て、少しラッキーだと思っていた。
『再び』
女の子のパンツを見てから数十分が経ったが、まだ俺達はその女の子の話をしていた。
パンツは見ることが出来たが、そこに夢中になり過ぎて、女の子の顔を見ることが出来ていなかった。
俺と後輩は、どんな顔の女の子のパンツを見れたのかが気になってしまっていた。
パンツを見逃した友達も、もう1回チャンスが無いか探していた。
すると、全体的に黒っぽいコーディネートで短いスカートを履いた女の子が、女子トイレの前に立っていた。
服装で俺と後輩は分かった。
さっきパンツを俺達に見せてくれた人だ。
顔を見てみると、恐らく女子大生ぐらいの年齢で、普通に可愛らしいルックスだった。
こんな良い感じの女の子のパンツを見ることが出来たのかと、俺と後輩が喜びに浸っていると、もう1人の友達が突然動き出した。
『ナンパ』
女の子のパンツを見逃した友達が、俺達にパンツを見せてくれた目の前の女の子に突然声をかけた。
少し離れて見ていると、どうやらナンパをしているようだった。
余計なことは言ってないだろうかと気になったが、友達は女の子を俺達の元へと連れて来た。
しかも女の子はもう1人いた。
どうやらパンツを見せてくれた女の子も友達と出かけていたようで、女友達のトイレを待っていたようだった。
女の子2人はノリが良く、俺達と一緒にカラオケに行ってくれることになった。
パンツのことは、誰も女の子達に話していなかった。
カラオケに着き、男女5人で同じ部屋に入る。
女の子達に話を聞くと、彼女らは女子大生で、社会人一年目の俺達の1個年下だった。
俺の後輩とは同じ歳になる。
合コンのような感じになり、女の子達のプライベートな話も聞いた。
2人とも彼氏は居なくて、夏になるとVIOの脱毛に通いたいと話していた。
2人とも下の毛が生え揃っているのかと、俺は勝手に頭の中で想像してしまった。
というのも、俺は毛フェチであり、女の子にはツルツルではなくボーボーであってほしい派であるからだ。
あの黒いパンツの下に漆黒の陰毛。
いくらでも想像してしまう。
カラオケの中でお酒も飲んでいた俺達は、だんだんと酔いが回っていた。
俺もテンションが上がり、女の子達に「VIOなんか行かなくていいよ!そのままがいい!」とほざいていた。
すると片方の女の子が「こんなに生えてるんだよ?」と酔っ払いながらパンツを少し下に降ろした。
エスカレーターでパンツを見せてくれた方の女の子だ。
目の前には、女子大生の大人な陰毛が広がっていた。
俺はその瞬間少し酔いが覚めたが、パンツだけでなく陰毛まで見せてくれたその女の子を愛しく思い、今日という日はなんてラッキーなんだと思った。