・相照らす月の下、交わる。
月の照らす夜、民家も無い、舗装のされていない山道の脇の小さな駐車場にて、一台の車が……激しく揺れている。
「んっんっんっんっ!」車内で響くその声は車の振動と完全にシンクロしている。
シートを倒した狭い車内の中で、ズボンだけを脱いだ男が、胸をはだけつつジーンズとパンティを脱いだ女に激しく腰を打ち付けている。
「んっんっん…あん…あっ…」車内の凸凹に引っかかり、時折リズミカルな動きが途切れる。
女は(せっかく良い感じだったのに…)と不満顔。
男は気を取り直し、体勢を整える。
その間、片手の指で女の乳首を摘まんで刺激するのを忘れない。
「んっ」大丈夫、まだ乳首は硬いままだ。
改めて激しく腰を上下させる、今夜こそ女を中イキさせるという固い決意を胸に。
「あっあっあっあっあっ!」ガタッガタッガタッガタッガタッ!まずい、出る、けど女もかなり感じてる「ああっああんっああっああっ!」イけるか、イヤ俺がもう限界だ「あ、あ、あ、あ!」でも今動きを止めても無駄だ、止まらない「あっあうんっ」なら出るまで激しく動き続けるまでだぁッ!あ……(昇天)。
結果を言おう。
ダメでした。
女が言うにはもう少しだったそうだが車の揺れが激しく気が散ってしまったそうだ。
お詫びにとっととゴムを処理して、クンニでイかせることにした。
「んうっ…あ、あ、あ、あ、…」控えめな喘ぎだが、女の足が激しく動き、確実に上り詰めているのを感じる。
そして、「あっあっあっあっああっ!んんっ!んん…」女の身体が痙攣し、両側の太ももに俺の頭が強く挟まれる。
・ヤる場所がない!
以上、浮気相手とのある夜のプレイでした。
田舎だと、下手に浮気相手を家に連れ込めません。
家の周りみんな知り合いなので、一度二度ならともかく、幾度となると誰か知り合いに見られすぐ噂が立ってしまう。
ならどうするか(因みにラブホテルも近くにはありませんでした)。
私の地元は山に囲まれていたため、ちょっとした山道が所々にあり、車で少し登れば、人気の無い、車の2~3台くらいなら止められる広場もあるので、浮気相手とはもっぱらそんな場所でカーセックスに勤しんでいました。
でも、正式な彼女なら堂々と出来ますが、山道に行く途中で、浮気相手を乗せて運転するのを目撃されて、「何をしていたのか」と聞かれた事もあり、戦々恐々としていました。
とにかく、田舎の実家暮らしではやましい相手と何処でヤるかは死活問題です。
・でも、燃えた
浮気相手とは最初は家で3回ほどヤりましたが、同居する家族に疑われている様な気がしたので、4回目以降は山道に入ってのカーセックスを提案しました。
少し嫌がる素振りを見せましたが、何とか連れだし、いざプレイし出すと、互いにかなり興奮しました。
家では全裸になってましたが、車の中では脱ぎづらいため、半裸の状態ですることになりましたが、これが先ず良い。
恋人の方は事前にトイレに行ってから(実家の為シャワーは浴びれない)、服は早めに脱いでいたので、ある程度着残したままのプレイは、当時は浮気相手とのみで、敢えてほとんど脱がさずにパンティのみ下ろしてプレイしたことも有ります。
また、浮気相手はセックスはしたくともカーセックスが少しイヤだったらしく、微妙に嫌がる素振りを見せる相手に強引にするというシチュエーションも楽しめました(同意はあるよ)。
・まとめ 場所がないという苦労もスパイスに
今夜も、山の中、一台の車が激しく身震いしている。
「はあ、気持ち、良いか?」「んっ、んっ…気持ち、良いよ?んっ」「ずっと、ゆっくり、動いてるけど、ホントに?」「ホント、だって、んっ、んっ」「マ〇コ、感じる?」「やだ、ふっ、んん、うんっ」「マ〇コって言ったら、激しく動くよ」「んっ、マ…〇コ。んうっ、ああっあっあっあっあっ!」「気持ち、良いだろ、んっ?」「あっあんっあんっあんっ、気持ち、良いっ、んっんっんっんっ!」ガコガコガコガコ。
服もちゃんと脱がず、シャワーも浴びず汗だくになりながら激しいセックスは続く…。
タイミングが合わず、3週間ぶりの浮気相手とのカーセックス。
家で出来ないかとも思ったが、やはり恋人にバレたくなく(相手も彼氏持ち)、念のため山の中で。
車じゃヤりづらいですがすごく興奮してました(多分相手も)。
ただ、一つだけ難点が…。
事後、時々浮気相手のマ〇コの臭いが車内に充満することがあって…。