『愛のない生活』
私は今、不倫をしています。
結婚して10年、2人の子供達は小学生になりました。
主人は毎日帰りが遅く家庭を顧みない生活です。
家のこと、子供のことは全て私任せ。
そんな私は夫の愛情に飢え、だんだんと夫以外の男性に愛情を求めるようになりました。
『再会』
数年前、私は久々に中学の同窓会に出席しました。
大人になった懐かしい顔ぶれに私は嬉しくなりました。
何年経っても昔のように笑い会える仲間との居心地の良さを感じました。
少し遅れてY君が到着しました。
Y君とは小学校のクラスも一緒でよく遊んだ仲でした。
同じ中学に進んだものの、2年生の時にY君は転校してしまい、それきり会うことはありませんでした。
十数年ぶりに会うY君はすっかり大人の男性になっていて、おもわず見惚れてしまいました。
その日は休日だったので、Y 君はパーカーにジーンズというラフな格好でしたが髪型やかばん、靴や時計などからモテそうな雰囲気を感じました。
私はY君に話しかけ、彼もまた私との再会を喜んでくれたのでした。
『デート』
同窓会で盛り上がった私は、数人と連絡先を交換しました。
その中にはY君もいて、それから数日間は何人かとやり取りをしていました。
くだらない内容や昔話で笑わせてくれるY君に、私は好意を寄せ始めていました。
しかし私にもY君にも家庭があります。
LINEのやりとりだけならやましい内容でもないしいいだろうと気持ちを隠して続けていました。
そんなある日、Y君から急に電話がありました。
日中だったので家には私しかいませんでした。
Y君がたまたま仕事で私の家の近くに来たというので、一緒にお昼でもどうかとの誘いでした。
誰かに見られる可能性はありましたが日中だし相手はただの同級生、やましいことはないのだからとランチに行くことにしました。
Y君と合流した私はこじんまりしたカフェに入りました。
普段家族でこんなお店に入ることはないため、とても新鮮でした。
そして初めて見るY君のスーツ姿がとてもかっこよくてドキドキしていました。
1時間ほど食事をして、Y君は会社へ戻りましたが、別れ際に「またデートしようね」と言われました。
「これってデートだったの?」と嬉しさや罪悪感を抱えて私も家に帰りました。
『ついに』
それから毎日のようにY君と連絡するようになりました。
月に1度、一緒にランチすることも恒例となりました。
私達の関係は肉体関係がないだけであとは不倫そのものでした。
互いに好意を寄せていることは明らかでした。
そんなある日、Y君といつものようにランチをしていると「このあと時間ある?」と聞かれました。
Y君はその日はもう仕事がないらしく、私もまだ子供が帰ってくるまで2時間ほどありました。
2時間、この短時間で行ける場所といったら選択肢は一つでした。
私達は足早にホテルへ向かいました。
部屋へ入るとY君が私をベッドに押し倒し、それまでの我慢を爆発させたように激しくキスしてきました。
私もそれに応え、互いに濃厚なキスを続けました。
彼は私の洋服を丁寧に脱がすと手早く自分も裸になりました。
そして私の胸や秘部をゆっくり愛憮しました。
私は全てを彼に委ね、この瞬間の幸せを噛み締めていました。
やっとY君と繋がれる喜びと、久々に感じる男性のぬくもりに私の興奮は高まりました。
私はいてもたってもいられず、体を起こしてY君のモノを口に含みました。
それは夫よりも立派で、これからコレが私の中に入ってくると思うとますます気持ちが高ぶるのでした。
Y君も我慢ができなくなったのか、私を仰向けにしてゆっくりと挿入してきました。
慣れた腰付きに少しの嫉妬を抱きながら、私は久々に感じる怪感に身を預けました。
激しくて優しい、愛のあるセックスでした。
ずっと一緒にいたいと本気で思いました。
『継続』
こうして一つになった私達は、今でも月に1度、ランチという名のホテルデートを楽しんでいます。
子供のために離婚する気はありませんが、いずれ子供が成長したら一緒になろうねと約束しています。