「初めての自慰は小学生」
私が初めて自慰というものを知ったのは、身体的には10歳以下で知識的には中学生でした。
初めて身体が自慰を実感したのはあり得ないタイミングでした。
その日はいつものように同級生の男女数人で自転車に乗って遊んでいたのですが、いつも通り自転車を走らせていた時に途中で運転操作を誤り転びそうになりました。
一瞬にして身体の瞬発機能が働き何とか自転車ごと転倒するには至らなかったのですが、何とか倒れないようにしようと特に下半身に力を入れて体制を維持したことを覚えています。
その時に、いつもは感じない下半身への感覚を密かに覚えました。
自転車のサドルがアソコ(陰部)に食い込み、何とも言えない感覚を味わったのです。
「数日後にも同じ感覚が」
それから数日後にも、先日自転車で転倒しそうになった時に味わった下半身の感覚を味わうことになりました。
この時は特に転倒するような状態でもなかったのですが、自転車のサドルにずっとまたがっている状態だったので少しかったるくなり体制を変えたいと思い下半身を左右にずらしたりしていました。
その時に、またあの何とも言えない感覚を味わったのです。
それが快感だということに今度は気がついた感じでした。
「下半身を触ると快感と知った」
それからは、下半身を触ると快感を得られるということに気がつき自分からコッソリいじるようになっていきました。
この時まだ10歳くらいで、小学校5年生だったことを覚えています。
しかし、何となく怖さもあり自分の手で直接下半身を触ることはすぐにはしませんでした。
しばらくはいつも遊びで使っているゴムゴールなどを下半身に強く当ててみるようなやり方をしてました。
それでも今まで感じたことがないような快感を覚え、止められなくなりました。
その快感を知ってからは人目を盗んでは下半身に何かを当てるような行為をするようになり、正直そのまま大人になったらどんな大人になるのか心配になるくらいだったと思います。
下半身をいじっているうちに何となく脈を打つような感じも知りはじめ、今思うとあれが自分の中では初めての「イク」という感覚だったのだと思います。
「その後は普通になった」
私は初めての自慰はかなり早かったのですが、その後成長していくにつれてごく普通の性感覚になっていったように思います。
成長する前はまだ小学校という幼さで下半身を触ると快感ということに気がついたこともあり、どんな大人になるのか自分でも訳の分からない不安がありました。
しかし、実際に大人になってみると特に性欲が強いわけでもなく、ごく普通の性人の大人の女性になっています。
自分だけが普通と思っているだけではなく、周囲の同じ年の女性たちに話を聞いてみてもほぼ自分と同じくらいだと思えています。
ただ、いつを境に普通の感覚に戻ったのかは分かりませんが、小学校5年生の時の私は明らかに普通の性欲ではなかったように思います。
小学校5年生でほぼ毎日のように人に見つからないように下半身をいじって快感を得ていたのですから、普通の感覚ではないと分かってもらえるのではないかと思います。
ちなみに、いつどんなタイミングで普通の性感覚になったかはハッキリ覚えていません。