高校1年の頃、当時付き合っていた彼は二学年上の先輩でした。
見た目も良く、性格も温厚で、スポーツは夏、冬すべてに万能。
それこそ、うちらの間では憧れの先輩。
少女漫画のヒーローをそのまま具現化したような彼と付き合えることは、ある意味勝ち組?自慢だったのです。
もちろんそれほどの人だったので、過去には付き合っている女性がたくさんいらっしゃいました。
私が知る限りでも3人くらい?
ただ、何が問題なのか、その期間はどれもショートで…
「絶対、あれは女性が彼に合わなかったのね」と思った私は自信満々に彼とのゴールを目指すのみっ!
私の中でのゴールというのは
もちろんセックス。
まぁ、男女の付き合いと言ったら、絶対外せないことですよね。
ここからは時を遡って、まだ付き合う前のこと。
彼がその当時組んでいたバンドのチケットを買い、高校生の夜遊びが始まります。
夜、そういったお店への出入りだけで大人になった気分。
制服では難しい。
ぎりぎりの肌を露出させる服でその場へと向かい、彼の目に入るように一番前のポジションをぶんどり、勝負開始っ!
少しかがんだだけですべてが見えてしまうような服で彼の前、小悪魔的な笑みでわざと見せれば、そのくらいの歳の子なんて、すぐに手を出してくるでしょう。
計算された女子高生の誘い方は絶対的な男を落とす武器を持っているのです。
そして、その夜、打ち上げに誘われ、当然彼の隣をゲットし、ボディタッチで胸のふくらみをやたらと押し付けたのです。
通常ならこれでそのままホテル直行になるはずなのに…
何故か彼は紳士ぶりを全開にして、その日の夜はソフトなキスのみで私を家まで送るだけだったのです。
私的には欲求不満が募るだけ。
折角そのままベッドに埋もれることを想定して、準備した下着は不発に終わってしまいました。
「こうなったら、もう、下着をつけないで透けさせた方がその気になるかしら?」
その後、彼のバンドが出演するライブに足を運び、演奏前に、トイレでブラを外し、彼の前へ。
そんな姿を見せられればさすがに演奏どころではなくなりますよね。
それでも中々落ちてこない彼。
我慢の限界にきた私はとある日の打ち上げ、彼の横で酔ったふりをしてノーブラのまま抱き着いたのです。
そして、わざと胸の先端が当たるようにこすり付けると、流石に相手も我慢の限界。
「この後、抜ける?」
にっこりと笑った彼に、やっと満面の笑みを見せることができました。
繁華街の夜、そう言ったホテルはあちこちに乱立しています。
その中の一つ(これも事前準備してあったので、安くて清潔そうなお店)その門をくぐりました。
部屋の中は殆どシティホテルと変わりません。
ただ、違う部分は小さな自販機がそえられており、その中にはコンドームをはじめ、大人のおもちゃが沢山並んでいることです。
もちろん私はそう言ったものに目もくれず、彼の生を頂くだけ。
過去何人かいた、彼女たちとはどういったセックスをしていたのか楽しみ。
流石にいきなり裸を見せるのは恥ずかしかったので、それぞれにシャワーを浴び準備万端。
もちろん、最初はキスから。
何となくぎこちないような先輩のキスにドキドキしながら、衣服をはぎ取られていきます。
そして、お互いが生まれたままの姿になった時、彼が一言
「俺、女の人とここまでの体験するの初めてなんだ」
恥ずかしそうに漏らした言葉は
所謂チェリーボーイ⁈
ちょっと待ってっ!
今まで彼女いたよね?
その人たちとはしてないの?
という私に彼は恥ずかしそうに頷くだけでした。
流石に私も初体験の男の子は初めてで、
結局全てを私がリードすることに。
もちろん彼は実際の女性のそう言った部分も初めて見るので、合体部分なんかわかりません。
手を添え、それを私の中に導いただけで、彼は至福の時を迎えてしまったようです。
まぁ、これから、私好みに仕込んでいくのは楽しみなんですけどね。
とりあえずは普通のセックスからですが、追々、コスチュームプレイや射精できないように根元を縛る緊縛プレイなんかもさせてみたいかもっ!