『初めて舐められてクンニが好きになってしまった私』
生まれて初めてクンニされたのは元彼と付き合ったときのことでした。
その彼が、一見普通に見えて少し変態だったんです。
最初は普通のエッチをしていたんですけど、お泊りデートをしたある日いきなり本性を見せてきて、実は舐めるのが好きなんだと告白されました。
自分は入れなくてもいいから、あそこだけ舐めさせて欲しいとお願いされてしまい、私はすごく困りました。
というのも、私自身は当時はエッチがそんなに好きというわけでもなく、普通のエッチを普通にできればそれでいいと思っていたからです。
特に新しい快楽を追い求めようという気持ちもありませんでしたし、性器を舐められたことも無かったので、変わったプレイなどにはとても抵抗がありました。
しかし、私もそのときは酔っていて抵抗したり反論するのも億劫でした。
付き合っている恋人とはいえども、舐められることには若干の恐怖や嫌悪感があったのですが、気力も残っていなかったので「少しだけなら」と、ついつい許してしまったのです。
しかし、これがその後の私に大きな影響を与えるとは微塵も思っていませんでした。
舐められても、それで私が特に気持ちよくなれるわけもないと思っていたのです。
『クリトリスばかりを執拗に舐める彼』
彼は、私の脚を大きく開かせると、いきなり性器に顔を近づけて両手の指で押し広げ、べろっと全体を舐めましたが、そのあとすぐにクリトリスだけを舌で転がすようにして舐め始めました。
私はそもそも、今までそんなにじっくりと大事なところを見られたこともなく、羞恥心で早く終わって欲しい気持ちでいっぱいでしたが、いきなりクリトリスにむしゃぶりつかれて演技ではない素の叫び声が出てしまいました。
普段は可愛く演技のような感じも入った喘ぎ声を出していましたが、そのときは一瞬でビリビリした感覚が脳天まで突き抜け、演技をする余裕もなくなっていたのでした。
あー、とか、うー、と言った意味のないうめき声が、地声に近い声色で私の口から漏れてしまい、それもまた恥ずかしかったです。
しかし、彼はそんな私の声を気にするでもなく、クリトリスを舐め回し、唇で挟んでみたり尖らせた舌でつついてきたりと、性器やクリトリスへの責めはかなり長く続きました。
私は声を抑えようにも止めることができず、腰がガクガク震えてきて、たまらない気分になっていたのです。
彼は私がイきそうになっているのを見て悟ったのか、クリトリスを吸引するように吸ってきたのです。
その刺激で本当にイッてしまい、イッた後もしばらく心地よい余韻が続きました。
息を整えながらぼんやりと「男のひとがフェラされるのって、こんな感覚なのかな?」と考えていました。
挿入がなくて物足りない気持ちもありますが、それからは、私も彼のクンニに夢中になってしまい、クンニだけでイカされる日々が当たり前になってしまったのです。
その彼とは、結局別れてしまいましたが、今でもただひたすら舐められたときの気持ちよさや感触は今でも忘れられません。
そのあとも何人かの男性と付き合いましたが、やはりというか、丁寧にクンニしてくれる男性は少なかったような気がします。
よりを戻したいとは思いませんが、クンニだけならいくらでもしてほしいと思ってしまう今日この頃です。