『憧れの結衣ちゃん』
俺の「初体験」は高2の頃だったかな。
その頃の俺は好きな子とえっちなことをする妄想ばかりしていて……おっといけね。
まず、俺とその子について話さないといけないな。
当時の俺は柔道部で、まあ中肉中背のどこにでもいる男子高校生って感じ。
一方、俺の憧れだった結衣ちゃんはクラスでも1、2を争うくらいの美人だった。
芸能人で言うと今田美桜に似てるかな。
おまけに結衣ちゃんは成績もトップクラスなうえ性格も美人だったから、俺なんかは絶対付き合えっこないって思ってたんだ。
ところが、それは大間違いだった。
想像だにしない奇跡のようなことが起きてしまったんだ。
『どうしてオーケーが出たのか』
まずラッキーだったのが、修学旅行の班分けで結衣ちゃんと同じ班になったこと。
結衣ちゃんは人気者で、周りには常に誰かしら人がいたからこれはまたとないチャンスだった。
俺はこの機を逃したら、結衣ちゃんとまともに話せる機会はもう無いだろうとさえ思った。
こんな子と正当な理由で話せる、ただそれだけでも俺は幸せだった。
だが、運命の女神のいたずらはそれに留まらなかった。
修学旅行や文化祭の準備等々で何度も結衣ちゃんと2人きりになれただけでなく、その後いい感じになってきたのでダメもとで付き合ってくださいと頭を下げたらなんとオーケーをもらえたのだ。
話しているうちになんとなくそんな気はしていたが、まず付き合っている人がいないということに驚いた。
完璧な美人には近寄りがたいということなんだろうか。
俺はエロゲでももうちょっと手間かかるぞなどと自分の運命にツッコミつつ、結衣ちゃんとの仲を順調に深めていった。
『初々しいクリスマス』
そしてクリスマスの日……
確かその日は、ホワイトクリスマスになるかならないかなんてことがテレビで話題になっていたと思う。
ともあれ、俺は自宅に彼女を招いてクリスマスパーティーをした。
彼女の家は立派な一軒家なのに比べて、俺の家はボロいアパート。
しかし、それでも最高のパーティーにしようと思ってバイトでお金を貯め、節約のために料理やケーキを手作りした。
もちろん、彼女へのプレゼントも準備万端。
そうしてかなりいい感じになったところでやらせてくださいとお願いしたら、これまたオーケーをもらえた。
正直ちょっとは期待していたが、こんなにうまくいくとは思わなかった。
ともあれ、その後はお楽しみだった。
いきなりパンツを脱がせて……
というのは恥ずかしかったし、そういう雰囲気でもなかったのでまずはキスから入った。
最初は軽く、その後はディープに……。
そして次はお互い上半身裸になって、抱き合ったり、胸を揉んだりした。
本当は前戯としてもうちょっとテクいことをしたかったが、そんなことは必要なかった。
思えば、高校生という若い時に男女が裸を見せ合うということ自体がすさまじいスパイスになっていたんだ。
もちろん、挿入もやった。
憧れだったあの子の、かぐわしい香りのするおまんこを前に息子はビンビンに勃ち、これでもかというくらいに固くなっていた。
でも、初めてだったからか彼女は挿入の時少し痛みがあるようだった。
しかし、何回か試していくうちに身体もそれに慣れたらしく、焦らしに焦らされた俺は結衣ちゃんの中で……
ドピュッ。ドピュッ。ドピュッ……
盛大に射精した。
おまんこから垂れる愛液と精液。
襲い来る快感の波とオスとしての満足感。
しかし、俺たちは若さに任せてこの後にもまた一発ヤった。
1年前のクリスマスにはこんなことは想像でしかできなかったことなのに、人生とは分からないものですな……。