・初めての恋
高校1年生の時に、初めて彼氏ができました。
相手は、3年生の先輩でバスケ部の主将でした。
入学式の日に、思い切って告白したらOKだったんです。
まるで、少女漫画のような展開に私は浮かれていました。
だから、先輩が他の女子生徒と仲良くしていたりするのを見ても、わざと気づかないふりをしていました。
もし、その事で先輩に嫌われたらとか思うと怖くて仕方がありませんでした。
いつも、先輩のためにお菓子を差し入れしたり、好きだと言っていたゲームをアルバイトして買ったりしていました。
先輩が喜んでくれる姿を見るのが、私には最高の一瞬だったんです。
たまに、先輩から大好きとか愛してるって言ってもらえて、それだけで嬉しかったんです。
・先輩の彼女達
先輩には、数人の彼女がいました。
本当かどうかわかりませんが、噂だけでも6人はいたんです。
バスケ部のマネージャーから、クラスメイト、他校の女子と噂は耐えません。
先輩は、当時流行っていたバスケ漫画のキャラクターにそっくりだったんです。
そのため、すごい人気だったんです。
私は、できるだけ先輩と一緒にいたかったんですが、なかなかその事を言い出せずにいました。
私は、ただ先輩の機嫌を損ねないようにするだけが愛だと思ったんです。
先輩の言った事には、なんでも従いました。
他の女の子とは違うんだと思いたかったんです。
・処女を奪われました
ある日。
先輩に放課後の教室に呼び出されました。
そこで、初めてキスをしたんです。
交際して、3ヶ月後の事でした。
舌を入れられた事もなかったので、ヌルヌルとした感触はなんだかちょっと気持ち悪かったです。
いつの間にか、先輩の手が制服の中に入ってきてきて、おっぱいを揉まれました。
ブラがズレてしまい、私は机の上に押し倒されました。
「せ、先輩っ。やめてください。心の準備がまだ…っ」
私は、必死に先輩の手を止めました。
ガタガタと机が動くなか、不自然な格好で揉み合っているうちに、スカートが捲れてしまい、下着の上から割れ目をなぞられました。
ザワザワとした変な感じがして、私はとても怖くなりました。
「オナニーぐらいした事あるんだろ?それと同じだと思えばいい」
先輩は、私の下着を下ろすと指を入れてきました。
「そんな事、してませんっ。やだっ」
「騒いだら、別れるぞ」
脅すように言われ、私は半ば無理やり処女を奪われました。
気持ちよさなんて、この時には感じる余裕はなかったです。
先輩のヌルヌルしたアソコが出し入れされる度に、私は痛みと恥ずかしさでどうにかなってしまいそうでした。
でも、大好きな先輩に嫌われるかもしれないと思ったら、拒絶しきれなかったんです。
初体験は、漫画やドラマのようにドラマティックなものを想像していたのですが、なんだか慌ただしく終わってしまいました。
・先輩の言い訳
私が怒ったのを感じて、先輩は平謝りしてきました。
「お前があんまり可愛かったからさ。我慢できなかったんだよ」
先輩はそう言ってきましたが、なんだか私としては納得できませんでした。
大好きな先輩とした事自体は後悔はしていませんが、もっと女性の気持ちを考えてほしかったです。
結局、先輩との間には大きな溝ができてしまい、交際は終わりました。