・きっかけはサボり
高校生の頃、勉強が苦手な私はたまに授業をサボっていました。
友達も一緒にサボる事があって、私達は体調が優れないと嘘をついては度々教室を抜け出していました。
そして、人がほとんどこない屋上でぼんやりしてたんです。
と、ある日。
いつものように屋上でぼんやりしていると、そこに男子の声が。
驚いて見れば、そこには先輩らしい男子が。
手には、雑誌を持っています。
私達は、変に絡まれたら面倒なので、声も発せず物陰に隠れていました。
と、不意にその先輩が雑誌を見ながら下腹部を抑えたんです。
そして、顔を赤くしながらなにかゴソゴソしています。
私達は、その様子に戸惑いました。
そして、次の瞬間。
私達は、あり得ない光景を見てしまったのです。
・勃起した性器
その先輩が前を寛げると、股間はかなり勃起していました。
私も、友達も父親とお風呂に入っていたので、男性性器は見た事もあります。
でも、勃起した状態のものは初めてでした。
その形は、父親のものとは形状も違って、なんだか見てはいけないものを見てしまった気持ちでした。
「あっ、あっ」
男の人の喘ぎ声というのを、その時に初めて聴きました。
まだ大人の声とは言えなく、小さかったのですが、あきらかに喘ぎ声でした。
先輩は、雑誌を眺めながら片手で自分の勃起した性器を何度も何度も擦ってました。
「すげ、デッカイ、うわっ、やべっ」
と、私達には意味がよくわからない言葉を呟きながら、やがて先輩は膝立ちになって、ビクビクと体を震わせました。
なんか、微かに変な匂いがしたのを覚えています。
そして、私は自分のアソコがキュッとなるのを感じました。
そうです。
私は、初めて男性のオナニーを見てイッてしまったのです。
下着が濡れる感触に、私はたまらない気持ち悪さと同時に、たまらない快感を得ました。
そして、どうやら友達も同じだったようです。
私達は、大人の入口を見てしまったような気持ちになりました。
・覗き見
私と友人は、それから度々先輩のオナニーを盗み見るようになりました。
先輩は、どうやら女性の裸の写真を見ながらオナニーしているらしく、その激しさも日に日に増していきました。
男性の表情が興奮して、官能に染まっていく様子が、こんなにも色っぽいなんて、これまで知りませんでした。
私達がしている事は、今振り返れば立派な覗きなんですよね。
思い返すと、恥ずかしい限りなのですが、当時の光景は鮮明に今でも覚えています。
実は、初めてオナニーした際のオカズは先輩の姿だったのです。
男性の性器って、あんなにも硬く大きくなるのだと初めて知りました。
そして、あんな大きなものが私の中にもいつか入るのかと考えたら、途端に不安になってしまいました。
・先輩の姿が忘れられなくて
学生の頃に見た先輩のオナニー姿が忘れられなくて、私は無意識に先輩に似てる人を好きになっていました。
そして、彼にはオナニーを見せてもらうんです。
その度に、学生時代に感じたあの興奮が戻ってきます。
あの、なんとも言えないゾクゾク感がたまりません。
男性の色っぽさを教えてくれたのは、学生時代に見た名前も知らない先輩でした。
いつまでも、その姿が離れません。
できるなら、もう1度会いたい人です。