・美術部員の彼氏
高校生になって、初めてできた彼氏は美術部員でした。
将来は漫画家を目指している彼は、とにかく絵がうまかったんです。
イケメンではなかったですが、175センチと長身なので一緒に歩いているだけでかなり目立ちました。
周囲からも羨ましいと言われて、私はちょっとだけ優越感に浸っていました。
「ごめんね。遅くなった」
彼は、いつもそう言って笑いました。
その笑顔が、私にはとても眩しかったです。
会話も少なかったし、デートもそれほどできなかったけれどとっても楽しい時間でした。
・彼からのお願い
ある日。
彼から、あるお願いをされました。
それは、女性の性器を見たいというものだったんです。
私は、すぐに返事ができませんでした。
彼が言うには、エッチな同人誌を描きたいけれど女性のその部分だけはどうしてもわからないというものでした。
彼の事は大好きです。
でも、キスもしていないのにいきなりアソコを見せるなんて。
私は、断る事にしました。
でも、次の瞬間。
信じられない言葉を聞いたんです。
「しょうがないなぁ。U子にでも頼むか」
U子というのは、私の友人で彼とも仲のいい女の子です。
恋愛にも奔放で、大学生と交際していました。
もしかしたら、彼女ならOKするかもしれない。
そう思い、私は焦りました。
二人っきりの美術室で、裸になったU子を見たら、もしかしたら彼だって気持ちが揺らぐかもしれないと思ったんです。
私は、それだけは絶対に止めたいと思いました。
・交換条件
私は、彼に交換条件を出しました。
それは、キスをしてほしいと言う事です。
交際しても、ただ一緒に歩くだけ。
手を繋いでもくれない。
これでは、恋人と言えません。
私は、彼にキスしてとおねだりをしました。
「えっ。えっ、ここで?」
彼は真っ赤になると、ぎこちなくキスをしてくれました。
それは、まるで時間が止まったかのような魔法の一時でした。
そして、私は勇気を出して下着を脱ぎました。
・見られている
椅子に座って、スカートを上げた状態で足を広げました。
彼は、私のアソコをじっと見つめて鉛筆を走らせました。
自分でも見た事がない場所を、彼に見られている。
そう思うと、恥ずかしくて恥ずかしくて。
できたら、この場から逃げ出したかったです。
でも、彼の役に立てられたらと思い賢明に我慢したんです。
やがて、デッサンは終わりました。
15分ぐらいでしたが、私にはまるで永遠のような時間に感じました。
・見るだけ?
デッサンが終わった後、彼がじっと私を見つめました。
とても、熱い瞳で。
「もっと、近くで見てもいい?」
その声は、少し上ずってました。
「いいよ」
私は頷くと、彼が見やすいように更に足を広げました。
彼は、顔を近づけるとしばらくそこを見つめていました。
もしかして、このまま彼とエッチするのかなとか。
誰か来たらどうしようとか思いました。
でも、彼は見るだけでそれ以上は何もしてこなかったんです。
なんか、ちょっとガッカリしている自分もいました。
今思えば、それが私にとって初めての視姦になるのかなと思います。
思春期の私にとっては、あまりにも刺激的な経験でした。
今でも、この時の光景を思い出しては甘酸っぱい気持ちになっています。