『サークルの新歓コンパで飲み過ぎて』
大学入学後、俺は誘われるままにテニスサークルに入った。
テニスには、さほど興味はなかったが、ビラをくれた先輩が美人だったことが決め手だった。
高校時代は男子校だったために、彼女どころか女子と話す機会もなかった。
同じサークルなら、この美人のお姉さんと付き合えるんじゃないかと考えたのだ。
まあ、他の先輩方も優しそうで、サークルの雰囲気もよかった。
サークルに入ってすぐに新勧コンパが開催されることになった。
場所は、近くの居酒屋。
今の大学生は未成年ならば、飲酒を控えているサークルもあると聞くがが、当時はその辺りが随分と緩かった時代。
自己紹介の段階では、グラスに並々とビールを注がれていた。
一言喋ると一気コールがかけられ、飲まされる。
うまく飲めなかったら、粗相だと言われて、また飲まされる。
とにかく飲まされた。
気づいたら、俺はトイレの個室で吐いていた。
口の中が酸っぱかった。
「大丈夫かな。ごめんね。結構飲ませちゃったね」
背中をさすってくれる声に、その時に初めて気づいた。
あの美人の先輩だ。
「少し夜風に当たろうか」
先輩は、俺を店の外に連れだし、近くの公園に二人で歩いて行った。
ベンチに座っていると、先輩がペットボトルの水を買ってきてくれた。
「しっかり水を飲んでいた方かいいよ」
俺は、先輩から渡された水を、ぐいぐいと飲んだ。
「ああ、喉が渇いた。私も少しもらっていいかな」先輩は、俺の手からペットボトルを取ると、一口飲んだ。
間接キスだ。
童貞の俺は、それだけで不覚に興奮してしまっていた。
「間接キスしちゃったね。よかったかな」
先輩が俺の顔を見ながら、無邪気に笑った。
俺は、返事もできずにどぎまぎした。
その姿が面白かったのだろうか。
「キスしたことぐらいあるでしょう」
先輩はそう言いながら、また笑った。
「いえ、高校は男子校だったから、彼女もいなくて」
「じゃあ、私としてみようか」
先輩が顔をぐいと近づけた。
自分の顔が赤くなるのを感じた。
「冗談よ。恥ずかしがっちゃって。かわいいね」
その言葉を聞いた俺は、衝動的に先輩の背中を抱きしめ、強引にキスをした。
唇は、柔らかく、少しビールの匂いがした。
先輩は嫌がっているのではないかと思ったが、そんな素振りもなかった。
興奮した俺は、そのまま先輩の胸にシャツの上から触った。
「ちょっと。恥ずかしいよ」
「胸をもまれたことぐらいあるでしょう」
「でも、ここは公園だし」
「暗いから誰もいませんよ」
「先輩が意地悪を言うからですよ。俺だって男だからからかったのが悪いんです」
俺は、シャツをめくると、ブラジャーをずらした。
暗くてよく見えなかったが、胸をまさぐっていたら、乳首があった。
俺は、舌で乳首を舐めた。
「あ。恥ずかしいから」そう言いながらも先輩は小さくあえでいた。
舐めていると先輩の乳首が立ってきた。
「ねえ、公園は恥ずかしいから。私の部屋に行こう」先輩は、俺の耳を軽く噛みながら、ささやいた。
『先輩の部屋に移動して』
先輩の部屋は、綺麗に片付けられていて、バニラのお香の匂いがしていた。
ドアのロックをかけると、俺は先輩にキスをした。
「あわてないでよ」そう言いながら、先輩は俺の股間を触ってきた。
俺のペニスは、ジーンズの上からでもわかるぐらいにはっきりと勃起をしていた。
先輩がペニスをジーンズ越しに軽くなでた後に、おもむろにファスナーを下ろした。
露になったペニスを口にくわえると、チュパチュパと音を立てながらフェラを始めた。
童貞の哀しさか、俺の息子はすぐにドクンドクンと脈打ち、先輩の口に精液を放出した。
「いっぱい出たね。でも、まだまだいけるでしょう。ベッドに行こう」先輩は、口元を軽くぬぐいながら言った。
ベッドに行くと、先輩は俺のシャツをはぎ取り、首筋から胸元にかけて舐めた。
「気持ちいいかな」
「はい、気持ちいいです」
「もっと気持ちよくしてあげようか」
先輩は、俺の乳首をチロチロと優しく舐め始めた。
「ほら、もう大きくなってきた」ついさっき射精したばかりだというのに、俺のペニスは再び勃起をしていた。
「ねえ、私のあそこに入れたいでしょう。入れさせてあげるからね」
先輩は、俺をベッドに押し倒して、ペニスを自分の中に入れた。
俺に馬乗りになった先輩は、気持ちよさそうに腰を動かしていた。
「気持ちいい。最高よ」
先輩は、自分の胸を揉みながら、俺にキスをする。
そして、再び射精の兆しが出てきたので、すぐにペニスを抜いて、先輩の腹に精液をかけた。
『後日談』
これが俺の初体験だった。
どうも先輩は、俗にいう童貞キラーって奴だったらしい。
その後も、何度かHをしたが、俺に別に好きな子ができたので別れることになった。