私が、高校生時代にあったホントの話。
『一応、男女共学だった高校時代』
私が通っていた高校は進学校でした。
男女共学と言っても、各学年120名の定員に対して男子の割合は20名いるかどうかという変わった割合の高校でモテたいから入学するというヨコシマな思いで受験する男子も多かったんです。
それだけ男子生徒が少ないとクラスに隔たりが出るので、4クラス中1クラスだけ教室に男女がいるというクラス割りでした。
女子だけのクラスは、さながら女子高気分で男っ気もなく自由な雰囲気でしたがクラス替えがある度、どういう訳か私はいつも共学クラスだったので、男子の目を意識しがちな高校生時代をおくっていました。
部活は、男子生徒が少ないながらもバレーボール部やバスケットボール部、野球部もあり放課後の校庭や体育館を見つめる女子の視線も熱かったですね。
『果たして男子は本当にモテるのか?』
実際、スポーツができる男子や面白くてムードメーカーな男子、先輩などは物凄くモテてました。
私が好きになった先輩や同級生は、当たり前のように各学年に彼女をつくる最低な男でした。
近場で何股もする男に辟易して私は年上の社会人の彼氏と付き合っていました。
同じような女子が多い中、同級生を好きになるパターンはどうしても多くてWデート的なことは日常茶飯事に行われていました。
『忘れられない修学旅行』
修学旅行先は、京都と奈良でした。
旅行先では、バスでの移動がメインでクラス毎の移動だったので勿論男子と一緒だった私。
当時の私は反抗期の真っ只中だったので、何度注意されても男子と大騒ぎしていました。
ホテルでも変わらずうるさかったのでホテルの廊下に正座させられた苦い思い出です。
修学旅行で泊まったホテルは、どこも古くて普段は営業していないという事がありありと伝わってくるホテルばかり。
しかし、最後のホテルだけは豪華だったんです。
『修学旅行先で告白!ホテルの個室はひとつ』
2日目のお寺巡りの日、奈良の鹿と戯れていると友達が余り目立たない男子に告白したんです。
相手の男子は「うん」と俯くシャイな感じ。
友達は、つい先月まで社会人の彼氏と別れたばかりのちょっと派手めな女子です。
私が、振り分けられた部屋にはベットルームの他に和室が二つある部屋で、ベットに誰が寝るかじゃんけんで決めていたんです。
ところが、夜になってそそくさと部屋にやって来た二人。
自由時間なので買い物に行っている生徒がほとんど。
部屋に残っていた私を含む数人の女子に目配せするとベットルームに入っていきました。
私たちは察しがついたので、部屋を出て隣にいる男子部屋に移動しました。
でも、好奇心旺盛な私たちは見たい衝動が抑えきれずベランダから覗こうとするもカーテンが閉められていたので断念。
部屋のドアから声を聞こうとしてもシーンとしているので、ドアを開けようとしたら鍵がかかっていました。
じゃあと諦めて引き返そうとした時、中から「誰かゴム持ってない」と大声で言った友だち。
持っていた男子が「俺、持ってる」というと部屋に戻ってゴムを取ってくるとドアから友達の手が。
中を少し覗けた男子が言うには、「まだ服を着てたけどボーっとしてるぞ」と。
恐らく初体験で初フェラだった男子。
翌日には、からかいの的になっていたけど友だちはあっけらかんとした態度でいて、正反対にボーっとした男子が座っているバスの中。
『その後バスの中での卒業式』
男子がふざけて童貞卒業の卒業証書を作ったらしく授与式がバスの中で行われました。
大爆笑の卒業式でまた先生に怒られたけど良い思い出です。