・初恋の彼
私は、高校に入ってから初恋を経験しました。
相手は、クラスでもちょっと大人っぽい男子で、R君といいます。
噂では、別のクラスに彼女がいるという事で、何人も告白してはフラれたそうです。
私も、諦める事にしました。
だって、私は美人でもないし、スタイルだって悪いから。
きっと、R君には相手にされないと思ったんです。
教室の中で、たまに会話をするだけで私は満足でした。
・修学旅行
高校生にとっての最大のイベントでもある修学旅行は、東北に決まりました。
青森から仙台まで行くのです。
そして、なんとR君と同じ班になったんです。
私は、ラッキーと喜びました。
3日間もR君の側にいられるなんて。
最高の思い出になると思ったんです。
修学旅行が近づくにつれて、何かとR君と話す事も増えました。
R君とは、同じアニメのファンだという事がわかって、かなり距離が縮まりました。
そこで、さり気なく彼女がいるかどうか確かめたんです。
すると、やっぱりいました。
高校に入ってからすぐに交際が始まったそうです。
相手の女の子は、隣のクラスのKさん。
とっても可愛いと評判の子で、これは勝ち目がないなと思いました。
R君は、修学旅行先でKさんとデートの約束をしたと嬉しそうに言いました。
そっか。
修学旅行でデートなんだと私は応援しているねと言いながら、悲しくなっていました。
やっぱり、わかっていても現実は知りたくなかったんです。
・修学旅行の奇跡
修学旅行は、とても楽しかったです。
R君の事は割り切って、単なるクラスメートとして接する事にしたんです。
ところが、2日目。
R君は1人でした。
仙台の街で自由時間になり、私が1人でブラブラしていると、なんとR君が暗い表情で立っているんです。
どうしたのかと聞いたら、彼女とケンカしたらしいんです。
そして、ここで奇跡が起きました。
R君とデートする事になったんです。
成り行きではありましたが、映画を見たりカラオケボックスで歌ったりしたんです。
そして、私は思い切ってR君に告白しました。
カラオケボックスで、R君に迫ったんです。
R君は、かなり驚いていましたが、私がキスをしても抵抗しませんでした。
私にとってのファーストキスです。
そして、旅館に戻ったら部屋に来てとお願いしました。
・2人っきりで畳の上で
私は、バスに酔ったという理由でお風呂には行きませんでした。
全員がいなくなった頃。
R君が部屋に来ました。
お互いに、わかっています。
私とR君は、かなり激しくキスをしました。
高校生の私にとって、舌を絡めるという事自体。
かなりエロい事だったのです。
ジャージの上から胸を揉まれて、その慣れた手付きに彼が初めてではない事を知りました。
「私の初めて、もらって」
R君は、真っ赤な顔で頷くとジャージの中に手を入れてきて、直に裸の胸を揉んできました。
そして、ズボンを下着ごと下げられ、私は彼の指でめちゃくちゃに弄られました。
「痛かったら、やめるから」
畳の上に押し倒されて、下半身だけ裸にされた状態で私は初めてを迎えました。
正直、痛みの方が強くて、快感は遠かったです。
でも、R君と繋がってるんだと思ったら、そっちの方が嬉しかったんです。
R君は、かなり細かく腰を振り出して、やがてティッシュをたくさん集めてその中に出しました。
それからは、私とR君は普通のクラスメートとして接しました。
R君は彼女と仲直りしたらしく、仲良く登下校しています。
ちょっと、寂しい気持ちもありましたが、処女を捧げた事に後悔はありません。
今でもいい思い出です。