高校の修学旅行は三泊四日。
名所を廻る退屈なバス移動、私は連日の夜更かしで眠るためにバスに乗っている感じだった。
私が通っていた高校は風紀が乱れている校風では決してないのですが、私はどういうわけか異端児?問題児?扱いされていてその事がきっかけで不良仲間に入ってもいた。
なので、昼間は団体行動をとっていても夜になると一部屋に集まりお酒やタバコを飲みながらバカ騒ぎをし毎晩廊下に正座させられていた。
楽しみにしていた自由行動の時間も「謹慎」と告げられ一人でホテルに居残りなんてことも。
殺風景なホテルの部屋のベランダで不貞腐れて煙草を吸っていると、いきなりドアが開いた。
驚いたのはお互い様だったようで、誰もいないと思って入ってきたお兄さんは固まってしまった。
彼は、大学生でこのホテルのアルバイトだと言った。
でも始めてまだ3日だから何も分からないんだけどと笑ってた。
で、なんで部屋にいるのか?と聞かれたので、同じく悪いことをしても「私だけ」こうやって謹慎や居残りをさせられる理不尽さを伝えると激しく同意してくれた。
それがとても嬉しかった。
お兄さんは自分もそういうタイプだったし、今でもそうだと言った。
「じゃあ、似た者同士だね」と笑い合った時、気付けば隣同士で座ってた。
腕がぶつかる距離。
何となく、そのままキスをされて敷かれている座布団の上に押し倒された。
ホテルの人が来るかもしれない、クラスメイトがいつ帰ってくるかも分からないドキドキで私は制服を着たまま、お兄さんはズボンを少し下ろしただけの窮屈で短いセックスをした。
何となく照れくさくて俯いていたら、ホテルのおばさんが勢いよくドアを開けて「こら!ここでサボってたんか!」とお兄さんを叱った。
お兄さんはそそくさと部屋を出ていった。
夕食の時に、またお兄さんを見かけて声をかけようとしたらシカトされたのでそういうものかなと残念に思っていたら、食後に部屋まで歩いていると急に腕を引っ張られてバタンと何かが閉まる音がした。
暗い。
お兄さんが、物置のような場所に私を連れ込んだらしい。
息が荒くて耳元で「もう一回」とだけ言うとさっきより激しいキスをしてきた。
乱暴に胸を揉まれているけれど、そんなことをしなくても十分にアソコは湿っているのが自分でも分かる。
お兄さんの股間もカチカチだ。
我慢しているペニスがかわいそうで「舐めていい?」と聞くと黙ってうなずいたので乱暴にズボンを擦り降ろしてカチカチのペニスを口に含んだ。
うめき声みたいな喘ぎ声を漏らしていたお兄さんは私の腕を掴むと同時に射精、私は迷わず飲み込んだ。
出したのに、まだいきり立っているペニスを私の背後から突き上げるように挿入され思わす声が出てしまった。
その口を塞がれたから余計に興奮してしまって、その手の指を軽く噛んだ。
腰の動きが激しくなって、お互いにイッてしまった。
そのまま狭い暗い倉庫の中で何度かセックスをした。
制服の紺色のスカートには精液がついて白濁したシミができた。
修学旅行先で知り合った人とセックスするなんて、この学校ではきっと私くらいだ。
なぞの優越感に浸りながら部屋に戻ろうとしたら、いつもは怒鳴ってくる男性教師が気怠く廊下を歩く私を少し厭らしい目で私を見ていたことを忘れないと思う。
いやらしい行為の音が漏れて聞こえていたのかもしれない。