初めての彼は、高校生に入ってからです。
交際して間もない頃は、清く正しい交際をしていたのですが、次第にお互い性を意識するようになってきたんです。
でも、私も彼も未経験。
つまり、童貞と処女という状態でした。
でも、どうしてもエッチなことがしたくて、彼と放課後。
保健室で待ち合わせをしたんです。
実は、うちの高校の保険医はやる気がいまいちない人で、ほとんど保健室にいることはありません。
つまり、誰もいないのです。
私と彼はベッドの上で大人の真似事をしました。
舌の絡め方がわからなくて、互いに舌を出してペロペロ舐めあっては、そんなに気持ちよくないねと笑ったり、制服の上から体を触ったりしました。
さすがに裸になるのはまずいと思ったんです。
でも、ある日。
お互いに大事な部分を見せ合おうとなりました。
私も、男性の性器というのは見たことがなかったですし、彼も女性の中を見たことがありませんでした。
思春期の私達は、好奇心を抑えることがどうしてもできなかったんです。
彼がジッパーを下げて、性器を出した時にはかなりドキドキしました。
「触ったら、おっきくなるよ」
言われて、私は指でそっと触ってみました。
他人の性器に指で触れるなんて初めての経験だったので、いつしか夢中になっていました。
やがて、彼の先端から白い液体が飛び出し、私の指を熱く濡らしました。
「お前のも見せろよ」
と、言われて私は下着を脱いで足を広げました。
体育座り状態で足を広げていたといえばわかりやすいかもしれません。
私は、自分でも自分の中がどうなっているのかはわかりませんでした。
彼が言うには、貝のような、イソギンチャクのような感じだということです。
そして、彼が私の中に指を入れようとしました。
でも、突然の痛みに私が声を出すと、彼が慌てて指を引き抜きました。
「これって、本当に入るの?」
彼に聞かれて、私は首を傾げました。
私だって、指を入れたこともないのに、わかるはずがありません。
「もしかしてさ、これは入るんじゃない?」
彼はそういうと、私の股の間に股間を擦りつけてきました。
熱くてヌルヌルした感触は、決して気持ちいいとは感じなかったのですが、彼はかなり良かったらしく、必死に擦りつけてきました。
「ダメだって、そんなにしたら...」
「大丈夫だって。なぁ、ここ、気持ちよくない?」
「う、うん。ちょっと気持ちいいかも」
「だろ?わっ、イキそう」
彼は、私の体に更に強く股間を押し付けてくると、ビュッと精液を噴き出しました。
制服のスカートが汚れてしまい、私は慌てて彼から離れました。
「ごめんっ。汚れた?」
彼も慌てて私の制服を見ると、2人で濡らしたタオルで拭き取りました。
これが、セックスというものだろうかと私はぼんやりと思いました。
彼が実際に挿入できたのは、先端からほんの数ミリです。
でも、この頃の私達にとってはそれさえも大人のステップだったのです。
私と彼は、この気持ち良さが忘れられず、時々保健室に忍び込んでは互いの下半身を触り合っていました。
私も彼も、互いの体に触れることにより、お互いを知ったような気がしたんです。
私は、自分の性器と彼の性器が初めて触れ合った時のなんとも言えない感覚を今でも覚えています。