・きっかけはBL
交際して半年の彼が、家に泊まりにきました。
私は、得意なビーフシチューを彼にご馳走しようと、かなりの時間をかけて作っていたんです。
なんか、静かだな。
もしかして、寝てるのかな?と思っていたら、彼は私の漫画を読み漁っていました。
漫画を読まない彼が珍しいと思っていた私は、ハッとしました。
「ダメッ。読まないでっ」
彼が読んでいたのは、私が隠していたBL本だったんです。
親にも友達にも言っていないのですが、私はBLが大好きで、学生時代から愛読していたんです。
BLというのは、いわゆる男性同士の恋愛もので、なかには性描写が激しいものもあります。
と、彼は瞳を輝かせて、「これって、気持ちいいのかな?」と、あるシーンを見せてきました。
そこには、四つん這いにされた主人公が、媚薬をお尻の穴に塗られ、アンアン喘いでいる場面でした。
主人公の表情は陶然としていて、男に性器をいじられています。
「私にはわからないよ」
そう、素直に言いました。
だって、男の人ではないから前立腺はないですし、アナルに指を入れた経験もないです。
でも、その日から彼の態度は変になっていきました。
・セックスレス?
彼との体の相性はかなり良かったはずです。
週に1度は家に泊まりにくるので、必ずしてましたし、特に不満もなかったです。
ですが、急に彼のアソコが勃たなくなりました。
最初は、疲れているからとか、お酒を飲んだせいと言っていたのですが、あきらかにレスに陥った事はわかりました。
でも、交際しているとこういう事もあると、私はそこには触れませんでした。
彼も、その事に対しては何も言いませんでしたし、仲は別に悪くはなっていません。
このままでもいいのではないかと、私は自分を慰めました。
・真夜中に見たものは
彼が泊まりにきて、相変わらず途中で彼が萎えてしまいました。
それでも、彼は手淫で私をイカせてくれて、優しいなと思ったんです。
夜中に、私はなんだかゴソゴソ音がするので、薄目を開けて見ていました。
すると、お風呂場から音がするんです。
こんな夜中に?と思っていくと、浴室の中から彼の喘ぎ声が聞こえてくるんです。
もしかして、1人でやってるの?と、私はそっと隙間から中を覗いてみました。
私は、思わず声を出しそうになりました。
そこでは、彼がアナルオナニーをしていたんです。
ボディソープで体中をヌルヌルにして、指を2本挿入して腰をくねらせていました。
これまで、BL作品でこういった描写はたくさんありましたが、生で見るのは初めてです。
私は、彼がアナルをイジり感じまくっている姿が、あまりにも衝撃的で急いで布団に潜りました。
ドキドキがこんなに止まらない事はありませんでした。
・彼の告白
彼は、うちに泊まりに来るたびに夜中にアナルオナニーをしているようで、私はだんだんイライラしてきました。
彼女をほっといて、アナルオナニーって?と、怒りさえ湧いてきました。
問い詰めると、彼は白状しました。
BL作品にハマってしまい、最近では漫画だけではなく、小説やゲーム、ドラマなど全てBLだそうです。
そして、だんだん登場人物のようにアナルを愛されたいという願望が出てきたらしく、アナルオナニーをしているそうです。
ただ、彼は実家ぐらしなので、家ではしづらいらしく、うちにくるんだそうです。
私は、呆れながらも少し責任を感じてしまい、たまに彼の前立腺をマッサージしてあげてます。
おかげで、レスは解消されました。