「アブノーマルなセックスとは」
私と彼はつきあって4年になる。
最近セックスのする数が減ってきた。
今ではお互いの部屋に行っても何もせず寝るだけの時もある。
これが倦怠期か、と思っていた。
何かいい方法はないか友達に相談してみた。
「そんな時はアブノーマルなセックスをすればいいのよ」というアドバイスをしてくれた。
私は一人になってアブノーマルなセックスについて考えた。
「コスプレとか?」いやいや、もう30前の女にはきつい。
悶々と考えてもしかたがないのでインターネットでAVをみて参考にすることにした。
10代の頃は色々衝撃を受けたものだが私ももう大人だ。
平気で一人暮らしの部屋でPCを使って視聴しはじめた。
やっぱり見ているとムラムラしてくる。
女がフェラをしているところを見ていると自然に舌が出てきてしまう。
やばい、オナニーしたくなってきた。
なんて考えていると後ろで物音がした。
「まさか!」と思って後ろを見るとなんと彼氏が立っていたのだ。
「そんなの見るんだ」と嬉しそうにニタっと笑いながら言う。
「そう言えば最近してなかったな」と私の体をまさぐってくる。
首にキスをしながらスウェットのズボンに手を入れてきた。
「やば!、むちゃくちゃ濡れてるじゃん!」と言われてもっとジトっと濡れるのを感じた。
その横でPCの画面から「アンアン」喘ぎ声が聞こえてくる。
なんと男は女のお尻の穴を後ろからなめまくっているのだ。
それを横目で見た彼は、「こんなことしてほしいのか」と言って、ズボンを脱がせ私を四つん這いにさた。
「いやッ」と声を上げたが抵抗する間もなくいきなり私のお尻の穴をなめてきた。
「きゃあ!」そんないきなり!わたしは驚いたがすごく気持ちが良かった。
ふわっと体が浮いた感覚だ。
今まで普通のセックスしかしてこなかった彼が獣になったかのように舐めては指をお尻の穴に入れてくるのだ。
「やだ!汚いよ」というがもう興奮した彼は止まりません。
「汚くないよ。試してみる?」と言って顔を近づけてキスをしてきた。
しかも濃厚なキスを。
お尻にいれたであろう舌を私の口の中に入れてくる。
興奮した私も必死になって舌で応戦した。
彼はその間も穴に指を入れてくる。
次は親指でクリトリスをいじりながら中指でお尻の穴にも愛撫してきた。
私は、「きゃあーー」と叫びながらイってしまった。
私が、「ハアハアハア」と肩で息をしている間、彼は自分のモノをだし正上位で挿入してきた。
その瞬間、「あああんん」とまたイってしまった。
彼のモノはギンギンに硬くなっていてイッたばかりの私には刺激が強かった。
「締めつけ過ぎ」と彼も切ない顔をしながら激しく腰を振ってくる。
「やばい!やばい!激しすぎ!」私は何回もイッた。
こんなに感じたのは久しぶりだった。
そのまま彼は正上位でイッた。
二人とも汗まみれで抱き合いながら余韻に浸っていた。
ノーマルなセックスしかしてこなかった優等生の私たちにとっては刺激的な夜だった。
「レベルアップしたアブノーマルセックス」
次の日彼はまた私の家に来た。
しかも着くなり玄関で私に抱き着き激しくキスをし、その場で立ちバックの体制で急に入れてきた。
しばらくして彼はモノを抜いて、また私のお尻をなめ始めたのだ。
「ああんん気持ちいい、気持ちいい」と何度も繰り返していると、「ここに入れたい」と彼は言い出した。
どこかで購入した彼はローションを取り出し、すでに彼の唾液でビチョビチョのお尻に塗り、おなかにつきそうな程いきり立ったガチガチのものを入れてきた。
「いたい!」激痛だった。
がそれも一瞬で、奥までゆっくり入れていくと「んんんんんーー」何とも言えない感覚になった。
「し、締まる」汗びっしょりになりながら彼はゆっくりと動かしてくる。
そのゆっくりとした彼の動きとともに私の中で何かが襲ってきた。
それが何かはわからないが感じたことのない何か恐怖に似た感覚が私の中で爆発した。
「あああああーーーー」私の頭の中は真っ白になって一瞬気を失ったかのようになった。
気が付いた時には中にあった彼のモノもビクンビクンしていた。
彼もイッたようだ。
初めての感覚に少し怖くなったがお互いくせになりそうだ。
こうして私たちは倦怠期の危機を乗り越えた。