『出会い』
それは当時16歳の高校生だった僕に起こった出来事です。
自宅のリビングでくつろいでTVを見ていると携帯電話に1通のメールが届きました。
某SNSに「メッセージが届きました」という通知メールでした。
当時はまだスマホやTwitterが無い時代、SNSはアバターの着せ替えをしたりコミュニティの掲示板で楽しむといった至って純粋な楽しみ方をしており僕もその一人でした。
しかしその通知メールをからメッセージを開いて見るととある女性からのメッセージでした。
『どこか不審なメッセージ』
話して見ると同じ地元の年上の女性からのメッセージでした。
高校生の僕からしたら年上のお姉さんからのメッセージに興奮して見てたTVも忘れてメッセージのやり取りに夢中になりました。
その女性は当時25歳くらい、田舎の出会いとしては珍しく徒歩でも30~40分位の距離に住んでるらしく近と言うこともあり話がはずみました。
結果的には会おうという事になったのですが、いざ会う予定の話をすると向こうは話を濁してきます。
終いには会うの辞めるとまで言い出しました。
流石に理由がわからず聞いたところ衝撃的な返答が帰ってきました。
『まさかの展開』
要約すると「普通の出会いは求めていない、若い男の子の精子を飲みたくてメッセージをした」ということでした。
高校生の僕は思いもよらぬ展開に興奮して勿論OKと返信をしました。
ただ興奮状態の僕を1度冷静にさせる衝撃的なメッセージはまだ届きます。
『好奇心と恐怖心』
彼女曰く、学生時代に無理やり襲われた事がありそれがトラウマで男性恐怖症になってしまったが、その反面で性に目覚めてしまって特に飲む事が好きになってしまったとの事でした。
「だから普通に会うのは嫌なんだ」って妙に納得しましたが次に彼女から送られてきた内容は以下の通りでした。
・夜中僕の部屋に忍び込みしゃぶらせて貰いたい
・その間僕は下半身は裸、上半身から顔までは布団を被り目隠しの状態で寝てて貰う。
・全ての行為が終わり彼女が部屋を出るまで布団は取らない
・約束を破ったら2度と連絡しない
幸い僕の部屋は1階の大きい窓が面してる部屋でしたので一通りの行為は可能だとわかった僕は快諾日時を決めました。
一通りの予定が決まり冷静になった僕は、夜中に目隠しの状態で知らない人を部屋に入れるという状況を想像して当たり前のように恐怖心に襲われました。
その人が男だったら…目隠しされてる間に刺されたら…
無限に広がる想像をしてしまった僕は「こんな田舎でそんな事件が起きてたらニュースになってる」と無理やり自分を納得させていました。
『当日」
遂に約束の日が来ました。
家族が寝たのを確認した僕は彼女にメッセージを送りました。
車を止めた場所から、僕の部屋の窓までの道を教えて数分後…「コンッ コンッ コンッ」と窓をノックする音が3回、彼女が到着した合図です。
僕は腰から上に毛布を被った状態で準備完了のメールを送りました。
静かに開く窓と衣擦れの音、布団の僕は色んな感情に襲われておそらく呼吸も大きくなってたと思います。
彼女は何も履いて無い僕の脚の間にそっと座りましたが、その時当たった細い脚の感覚からこの人は本当に女性だという事がわかってとりあえず安心しました。
そんな安心感に浸ってると挨拶する様に優しく股間を撫でられ行為が始まりました。
そして全てが終えると、優しく丁寧に口で綺麗にしてくれた彼女はまた窓から静かに出ていきました。
『その後』
それから僕が上京する約2年間、一晩の約束を守った僕はその後も彼女とやり取りをしてお互いに時間があえばまた内緒の時間を過ごしてました。
ラインなどが復旧した今ではメールでやり取りしてた彼女とは連絡がつかず何処で何をしてるかは分かりません。