【初めての性体験のお相手は】
僕の初体験は19歳のときです。
お相手はサークルの先輩、しかも男性でした。
大学1年の夏休み、僕はその先輩に誘われて、ある観光地のホテルでアルバイトをしていました。
どちらかというと、尊敬できる先輩のひとりで「俺のアルバイト先で、ひとでが足りないんだよ!」という理由から、急きょ僕は先輩のアルバイト先の手伝いに駆り出されました。
そのアルバイトは泊まり込みでした。
朝早くから夜遅くまで、とにかくバタバタ続きで、肉体的にはきついアルバイトでしたが、結構いいお金にはなりました。
僕と先輩は、いつも夜になるとホテルの空室で寝るようにいわれましたが、忙しい時期は部屋があいていなくて、倉庫で寝るようにいわれました。
そんなある夜のことです。
僕と先輩は暑苦しい倉庫で、ふとんを並べて寝ていました。
僕は疲れきっていて、できれば早く眠りたかったのですが、先輩はやたら元気で、僕にあれこれ話しかけてきました。
先輩はやたらえっちな話をするようになり、気がつくと僕の体ににじり寄ってきて、ついには僕のおなかや頬を触り始めました。
「えっ、えー」と思い、僕は先輩に「やめてください」とお願いしましたが、先輩は「減るもんじゃないし、いいだろう」といって、僕の体の上にのしかかってきました。
【僕の肉体は先輩のなすがままに】
僕の体は先輩のなすがままでした。
「やめてください、本当に」といって、僕は何度も懇願しましたが、先輩を手を休めようとしませんでした。
僕は下着をはぎ取られ、胸やお尻を触られまくりました。
僕が「ああ」というため息をもらすと、先輩は「すぐに気持ちよくしてやる」といって、自分のあそこを僕のお尻に挿入してきました。
僕は「えっ、まさか」と思い、必死に抵抗を続けましたが、先輩が腰を振り始めると、これまで体験したことがないような快楽を覚え、僕は女子のような声をあげてしまいました。
「あーん、あん」。
やがて先輩は僕のお尻の中で射精をすませると、「な、よかっただろ」と念を押してきました。
僕はこっくりとうなずくと、先輩の唇を求め、「もう一回」といって先輩におねだりをしました。
【先輩との特別な関係は今も】
大学を卒業した今も、先輩との特別な関係は続いています。
お互いに働いているので、現在では月に2、3回ですが、一緒にお酒を飲み、そのあとホテルで一夜をともにしています。
先輩の行為によって目覚めた僕は、いつしか女装をするようになり、今ではひとりの女として先輩に抱かれています。
もちろん僕自身の性器は男のままですが、あの日、あの夜、観光ホテルの倉庫で先輩に抱かれて以来、僕は女としての悦びに目覚めるようになったのです。
今の僕の夢は先輩のお嫁さんになることです。
もちろん先輩は、すでに結婚して奥さんもいらっしゃるので、せめて心の妻でいられれば、それで十分かなと思っています。