・マンネリでレスに
交際期間が長くなると、誰もが陥りやすいのがレスです。
私も、彼との交際が5年目の時にレスに陥りました。
お互いにイクのが早くなって、何となく気まずくなってきたんです。
だからって、ケンカになるわけでもないんです。
でも、そのことを友人に話したらかなり危険だと言われてしまいました。
浮気されてしまうかもしれないし、自然消滅に繋がるかもしれないと。
私は、レスになったからといって彼を嫌いにはなりませんし、別れてほしいとも思っていません。
ですが、セックスのことって意外と話しにくいんですよね。
まるで彼に不満があるように聞こえるかもしれませんし、私がすごいスキモノと思われるかもと思うと恥ずかしくて言い出せませんでした。
そして、とうとう決定的なことがありました。
それは、彼が泊まりに来た日のことでした。
私は、できるだけセクシーに見える下着を身に付けて、彼が待つベッドに行きました。
ところが、彼が言うには「たたない」と言うんです。
何度たたせようとしても、すぐにへなっとなると言うんです。
私は、女性としてかなり屈辱的な夜を過ごしました。
・彼の本音
もしかしてEDかもしれないと、彼は専門外来を受けてきました。
私もそれなら仕方ないと思ったんです。
40代の男性なら、そういう人もいるのだろう。
ですが、結果はEDではありませんでした。
いたって健康だというのです。
そして、話し合った結果。
彼の本音を聞くことができました。
それは、私のことは嫌いではないそうですが、飽きてきたことも本当だそうです。
AVなどで過激な性行為を見た後では、普通のセックスは物足りないと言うんです。
だからといって、過激なプレイを求めたら嫌われるかもしれないと悩んでいたそうです。
参考までに、彼がよく観ているというAVを貸してもらいました。
正直、こんなことを考えていたのかと幻滅しました。
かなりSMよりのもので、彼にこういう性癖があったのかと新発見でもありました。
可愛い女の子が縄で縛られて、複数の男性にイタズラをされているその映像に、私は愕然としました。
こういうプレイを彼がしたいと言っても、私にはとても無理です。
肉体的にももちろんですが、精神的にも耐えられそうもないと考えました。
・酔った彼にイタズラ
彼と気まずくなってしまい、私はなんとか彼との関係を修復したいと考えていました。
そこで、酔って寝ている彼にエッチなイタズラをしようと思い立ったんです。
アルコールに弱い彼は、ビールを2杯も飲んだらもうダウンします。
彼が寝ている間に、私は彼を裸にして、目隠しをしました。
それから、マジックハンドで彼の乳首や性器にイタズラしたんです。
寝ていても気持ち良さは感じるみたいで、たちまち性器は形を変えていきました。
そして、どうやら彼は責められるのが好きみたいで、マジックハンドで乱暴に弄ると、か弱い乙女のような声を上げました。
意外な事実です。
普段は男らしい彼がかわいく喘ぐ姿は、なんとも新鮮で、私は夢中で彼を愛撫しました。
やがて、目が覚めた彼は目隠しにかなり驚いたようで、慌てて起き上がりました。
私は、イタズラしただけと言ってとっさに誤魔化しました。
「よっぽど気持ちがいい夢見てたのね。たってるよ」
と教えてあげると、彼は不思議そうな顔をしました。
ですが、性欲がかなり高まった彼は、いつも以上に私を求めてくれて、久しぶりに満足のいく夜を迎えることができました。
・エスカレートするイタズラ
彼との熱い夜が忘れられない私は、ことあるごとに彼に酒を飲ませてイタズラをしました。
寝ている彼はとても無防備で、私がイタズラをしているとは思ってもいないようです。
ある夜は、前立腺をマッサージしても気づきませんでした。
無防備に喘ぐ男性があんなに可愛いなんて初めて知りました。
ただ、あまりにもやり過ぎた翌日は、彼がかなり変な顔をしているので反省しました。
ですが、私のエッチなイタズラによって性的な問題は解決しようとしていました。
・マンネリ脱却
私のイタズラは、彼の内面も変えたようです。
目が覚める度に、性的に興奮しているため、彼はレスが解消されたと勘違いしているようです。
それからというもの、積極的にセックスを求めてくれるようになったのです。
そして、より気持ちよくなる体位などについても研究してくれるようになったのです。
私がしたエッチなイタズラが、まさかこんな風にレス解消に繋がるとは思ってもいませんでした。
ただ、困ったことに彼が前立腺を愛撫されることにかなり慣れてきたことです。
「夢の中でさ、前立腺をマッサージされて、すごく気持ちよかったんだよなぁ。なぁ、前立腺マッサージしてくんない?」
と言われた時には、さすがにヒヤッとしました。
私のイタズラを、酔っていたせいか彼は夢の出来事と思っているようです。
私は、恥ずかしいと拒否したのですが、彼はことあるごとにリクエストしてきます。
ちょっとイタズラしすぎたかなと、後から反省しました。