・抵抗がありました
これは、私がフェラチオを初体験した時の話です。
彼氏と交際してから3年。
急に、彼からあることを言われたんです。
それは、フェラチオをして欲しいというものでした。
行為そのものは知ってはいましたが、正直、抵抗感がありました。
指で愛撫をするのは、別に嫌ではありませんでしたし、彼も気持ちよくなってくれるので、セックスの時には必ずしていましたが、さすがに口でと言われると、かなり抵抗があったのです。
彼は、愛読している漫画雑誌を持ってきて、同じことをして欲しいと言うのです。
漫画の中では、ヒロインが恍惚とした表情をしながら、男性の性器を口に含んだり、舌で舐めたりしています。
同じことを私がするのかと思ったら、顔が真っ赤になってしまい、彼には断ったんです。
ですが、それからセックスの度に、フェラチオをリクエストされて、なぜダメなのかと問われて、だんだんフェラチオができない私は、彼のことを愛していないのではと悩み始めたんです。
彼からは、愛し合うカップルは普通にしていることだと説得され、だんだんその気になってしまったんです。
そして、彼から初めてリクエストされてから1ヶ月後。
私は、とうとう了承しました。
・フェラチオをする前の準備
彼に、初めてフェラチオをする前に、自分なりにいろいろと準備をしました。
まず、髪が長いと邪魔になるということなので、後ろで束ねることにしました。
そして、ベッドに腰かける彼の前に座って顔を近づけた瞬間。
私は、バッと顔を背けたんです。
だって、かなり臭いんですもの。
彼には申し訳ないと思ったのですが、このままフェラチオをするなんて、無理っと叫んでしまいました。
そこで、彼をバスルームに連れていって、丁寧に性器を洗いました。
彼は、呑気に「ますますエッチな気持ちになっちゃう」なんて言っていましたが、私としては必死です。
丁寧に性器の隅々まで洗いました。
そして、顔を近づけても匂いがしないことを確認してから、バスルームを出ました。
・性器の握りかた
最初に戸惑ったのが、性器の握りかたです。
いつも、性器を愛撫する時には、向かい合って座り、勃起状態の彼の性器を握っていたのですが、いつもと違う位置になるだけで、どう握ったら良いのかわからなくなってしまうんです。
とりあえず、両手でそっと持ち上げて、軽く擦ってみました。
彼の口から、小さな喘ぎ声が聞こえてきて、だんだん性器が大きくなってきました。
私は、一気に口に含むことは無理だと考えて、先っぽだけをペロッと舐めてみたんです。
軽く舐めたぐらいでは、味らしい味はしないので、なんとか我慢できました。
ですが、彼からもっと口に入れてと言われて、私は躊躇いましたが、口の中に入れました。
はっきり言って、苦いです。美味しくないです。
きっと、彼に頼まれなかったら、絶対にしなかったろうなと思いました。
・言われなければわからない
フェラチオが初めての私にとっては、どんな風に舐めて良いのかわからず、無我夢中で舐めました。
すると、彼が急に「痛い」、「痛い」と言い始めたんです。
顔を上げると、彼は真っ赤になって「何でもない」と言うんです。
ですが、再び口に含むと、やはり「痛い」と言うんです。
何が痛いのかはっきりわからなくては、私もこれ以上はできないので、何が痛いのかと聞いたんです。
すると、彼がモジモジしながら、歯が当たっているのと、性器を握る指の力が強いと言うんです。
あまりにも無我夢中になりすぎてしまって、歯が何度もぶつかっていたみたいなんです。
更に、しっかり握っていなくてはと思い、指先に思わず力がこもってしまったみたいで、気がつくと、最初から比べれば、硬さがないように感じました。
私は、ちょっと反省をして、彼にどういう風にされたら気持ちいいか聞きながらしました。
彼は、まずは優しく握って欲しいと言いました。
強く握られると痛いため、そっと優しく握ってと言われました。
そこで、できるだけ優しく握り、擦りながら先を舐めました。
そして、彼が出す声が大きくなるところは、何度も何度も舐めました。
そして、少しずつ口の奥へと入れたのですが、あんまり奥まで入れたらえずいてしまったので、中間ぐらいまで含みました。
彼は、もっと奥まで入れてと言いましたが、さすがにこれは断りました。
それでも、彼はかなり気持ちよかったみたいで、指で軽く擦っただけで、すぐに達してしまいました。
・フェラチオの後
そして、彼にフェラチオをした後には、口の中をよくうがいをして、殺菌しました。
やっぱり精神的には、かなりストレスがあったんです。
口の中にいつまでも苦味が残っているのも気になったので、うがい薬できちんと消毒しました。
彼は、殺菌なんかしなくても良いと言ったのですが、だったらキスできる?と聞いたら、黙ってしまいました。
フェラチオ初体験は、慣れないこともあったので、彼が本当に満足いく結果にはなりませんでしたが、なんとか無事にできました。
それから、彼からリクエストされた時だけするようになったのですが、だんだんコツをつかんできて、彼の喘ぎ声も大きくなっていきました。
私も、彼を気持ちよくさせることができて、良かったです。