学生の頃までは至ってノーマルだった私、でも今となってはそれは思い出でしかありません。
今でも彼女とは円満で週に一度は性の営みがありますし、彼女もそれなりに満足はしてくれてそうな気がします。
だけど私には彼女に言えない性癖があるのを知らない。
簡単に言えば両刀なんですが、実は彼女と付き合う前からずっと仲のいい年配のおじさんがいます。
出会いはあるサイトでしたが、整体や指圧の無料モニターを募集している中年の方がいて、それに申し込んだことからでした。
もちろん会うまではいろいろと考えました。
なんとなく男の子が好きそうなカキコミでしたし、と言うことはゲイなんだろうし、なんかとんでもないことさせられちゃうんじゃないかと。
でもちょうど金欠の時期で好奇心もあって、嫌なら途中でやめてもいいと言う条件付きで受けてみることにしたのです。
数回メールでやりとりし、当日案内されたアパートに。
都内某所の古いアパートの一室、出迎えてくれたのはもう60を過ぎた少しメタボ気味の冴えない感じの方、お世辞にもかっこいいとは言えないどこにでもいそうなおじさんでした。
優しそうな感じだったのでまあいいかと。
まあなんとなく恥ずかしい気もしたので事前にサングラス着用のままでと了承済み、おじさんも別に気にしてないようです。
シャワーを浴びて渡された紙パンツとバスローブを羽織ります。
指圧からスタートしてゆったりと時間を使いながらストレッチ、これが結構心地よくて眠くなります。
趣味と言ってましたがなかなかの腕前だったんじゃないでしょうか。
後半軽く鼠蹊部などをタッチされ、そこから警戒心で身を任せることはできなかったのですが、なんとか気持ちいいまま終了しました。
また今度おいでと言われ、それ以来時々顔を出すようになったのです。
それからは月に2度ほど訪問、回を重ねる度に私も緊張がほぐれ、少しづつ心を許していきました。
慣れてくると好奇心もあるので多少の刺激も欲しくなる。
それを待ってたかのようにおじさんのマッサージも内容が変わってきました。
アロマオイルで全身くまなく撫でられるような言うなれば女の子が通うエステみたいな内容に。
それがまた刺激的で気持ちいいのです。
強めのツボ押しも気持ちいんですがそのギャップでさらにリラックス。
冴えないおじさんなのになぜか部屋の趣味はセンスがいい、照明を少し落とすと女性の部屋にいるような清潔感があります。
それがなんとなく淫靡な雰囲気を醸し出して、だんだんと開放感につながっていきます。
非現実的な気分になれる感じですね。
そこにアロマと優しいBGM、自分でも不思議と中性的な感覚に変わっていきました。おじさんはやっぱり私の心の変化を見透かしてるようで、それに合わせて施術をしてるよう。
胸元を重点的に解したかと思うと下半身を密着させてきます。
私は全裸、おじさんはトランクス着用ですがアナルあたりにおじさんのが当たる感触が微妙にエロいです。
柔らかい指先で乳首を刺激、さっきまで周辺をほぐされたからかすごい気持ちいい。
けして力を入れずに優しくつまむおじさん、オイルの効果もあってか目を瞑るとソフトに舐められてるような快感です。
恥ずかしいけどもっとして欲しくなる私、おじさんがそれを察して
「お尻も指でしてあげようか?痛かったらやめるからね」
だんだんと崩れていく理性、もう任せる以外の選択肢はありませんでした。
ローションをたっぷり注入したあと指でゆっくり中をほぐします。
慣れないからどうしても力んでしまうんですが別に痛くないし、気持ちいいとまでは言いませんが変な気分です。
その日はそこで終了、正直もう少しやってほしいと思いつつ帰りました。
その次は早めにマッサージを終了しアナルの刺激に。
指でほぐした後に小さめのディルドを挿入されました。
前回より気持ちいいと思いました。
変に動かすと痛い感じがするんですが入れたままにしてると勝手に締め付けてしまいそうになります。
その後回をおうごとにディルドも大きめに。
最初の頃じゃ考えられないほど自分のアナルが感じるようになっていくのがわかりました。
「少し女の子の感じ方になってきたね。彼女の感じる姿を想像して、自分をそれに重ねてごらん。」
まるで催眠術にでも掛かったように言われるようにしてしまう私、垢抜けないおじさんのテクニックに翻弄されてしまっていました。
おじさんが私の手を取り股間に導きます。
硬くはないけど熱みを帯びたおじさんのペニス、いやらしい気分に拍車が掛かります。
「これでしてみようか」
おじさんが持ってるのはペニスバンド、レズもののAVでよく見るやつです。
黙って頷く私、そのまま正常位の格好でそれを受け入れました。
覆いかぶさるおじさんに抱きしめられると本当にセックスしてるみたいです。
ゆっくり出し入れされて胸も愛撫、キスは拒みましたが耳元を丹念に舐められると、思わ
おじさんの腰に足を絡ませていました。
急に襲ったエクスタシー、だけど射精してない。
不思議でした。
「ん?中で逝ったかな。今すごい気持ちいいだろう?」
どうやらメスイキのような感じだったんでしょう。
男としての射精の快感とは違い、アナルの奥の方がキュンとなった快感。
覚えてしまった禁断の快感、それ以来おじさんじゃないとあまり感じなくなってしまいました。