・彼女との出会い
当方男性会社員です。
私が35歳の時、新卒の新入社員として私の部署に配属された秋田美人と不倫関係になり、彼女とのセックスに溺れた日々の告白です。
その年の4月中旬、部長が「べっぴんさんだろ?」と新入社員を私のもとに連れてきました。
「ええ、そうでうね」と適当に相槌を打ちながら見上げると、すらっと身長の高い色白の美女が立っていました。
それが、彼女にひと目ぼれした瞬間でした。
彼女は秋田出身で、東京の美術系の大学を出て我が社に入社してきました。
デザイン系の専門職としての採用だったそうです。
彼女は、私の直接の部下として、社が運営する全国40店舗のレストランの広告宣伝を担当することになりました。
電話での外部とのコミュニケーションはありましたが、基本的に彼女は社内でMacを使って各店舗で使用するポスターやタペストリーなどのデザインを行いました。
私の部署は、運営するレストランのエリアマネージャーが数名と、営業担当者が数名でしたので、彼らは直行直帰を含めて常に外出しているような部門でした。
日中社内に残っているのは数名とう感じでした。私は社内業務が多めでしたので、自然と彼女と昼食を社内の食堂でとるようになりました。
ほかの部署からは「面倒見がいいな」と肯定的に見られていたと思います。
・恋心の告白、そして不倫へ
しかし私は、すでに彼女の魅力の虜になっていました。
私は結婚5年目で、子供も一人いました。
もう何年も忘れていた切ない恋心で毎日が苦しくとも楽しい日々でした。
彼女は新卒の23歳、私には家族がいる、とは頭では十分わかっていたのですが、彼女の魅力に心踊らされていました。
身長は165cmほどで、手足が長く(バスケットボールをやっていたそう)、肩までの髪の毛はいつもバレッタで後ろでまとめていました。
最初はおとなしい子なのかな、と思いましたしたが、どうやら人見知りで、時間がたてば誰とでも仲良くなれる社交的な性格の活発な女性でした。
少しおっとりめの話し方も私には最高に魅力的でした。
彼女の外見も性格も、そして所作も私の理想像のように思えました。
毎晩、彼女との妄想をしてして興奮してしまう自分に驚きました。
8月のお盆休みには、毎年恒例の部署内のBBQが開かれました。
会社集合で車に分乗し、山あいの渓流でまる一日飲んで食べて楽しい時間を過ごしました。
帰りは、自宅方向が近いもの同士で車に分乗し、私の車には彼女ともう一人の女子社員が乗り込みました。
二人とも後部座席に乗ったのですが、もう一人の社員がしばらくするとうとうとし始めました。
「寝ちゃったかな?」と彼女に声をかけると「そうみたいですね」とルームミラー越しに微笑みながら返事をしました。
ミラー越しに何度も彼女と目が合い、彼女が目をそらさない様子を見て、私は「いける!」と確信したのでした。
途中から寝てしまった女子社員を希望の駅でおろし、彼女と二人きりになりました。
しかし彼女は後部座席のまま移動しませんでした。
私は前を見てハンドルを握りながら、彼女が仕事を頑張っていることを褒めたり、悩みごとは無いかと話しかけました。
彼女は穏やかに返答し、ありがとうございます、とお礼を口にしました。
彼女をおろす場所が徐々に近づいてきています。
自分の気持ちを伝えるなら会社内ではだめだ、と思っていましたので、このチャンスを逃がしてはならないと決意しました。
まるで中学生の頃の初恋のように心臓がバクバク音を立てているのが感じられました。
「実は前から好きだったんだよね」とルームミラー越しに思いを伝えました。
彼女は軽くほほえんでから、初めてミラーから目をそらし窓の外を眺めるしぐさをしました。
その日は彼女から何の返答もなく、車を降りるときに元気よく「ありがとうございました」と挨拶をして帰っていきました。
家族がいる身にもかかわらず、恥知らずに告白してしまって……とその晩は深く落ち込みました。
翌日の仕事終わりに彼女が退社する際に、私のデスクに近づいて彼女がそっと「私もです」と言いました。
他にも社員は数名いましたが、聞こえたとしても意味はわかりません。
昨日の車内での告白の返事でした。
その週末の土曜日に、パンが好きだという彼女を朝デートに誘いました。
春には桜が舞い散る閑静な道路に面するブランジェリーで、焼き立てのパンとカフェオレをいただきながらいろんな話をしました。
「私が上司でよかったです」と言ってくれました。
それから川沿いをゆっくりゆっくり歩きながら、初めて彼女の手を握りました。
まるで高校生のように私の手は汗ばんだ感触がありました。
夕方、「パンのお礼をしますよ、何が食べたいですか?」と聞かれ、「唐揚げ」と全然おしゃれじゃない返事をしたら彼女は「子供と一緒ですね」とクスクス笑いました。
「じゃあ作りますよ」と彼女の住むマンションへ誘われました。
部屋に入ると玄関からとてもきれいに整頓されていました。
リビングのテーブルの上も何一つ置かれていない感じです。
もしかしたら私が今日ここに来るのを予想していたのかな、と思うと抑えきれない感情が溢れてきました。
結局その夜に男女の関係が始まりました。
・不倫のエスカレートから別れへ
2週間に1度程度のリズムで彼女の部屋を訪れ、手料理を食べて愛し合うという生活を半年ほど続けました。
彼女の白い肌、そして柔軟性があって絡みつくような肢体に私はのめりこみました。
今まで感じたことのない最高の快楽に溺れていきました。
彼女と関係を持つまで、私は自分自身を結構淡白なほうだと思っていました。
しかし、彼女を愛した翌日には、また彼女を抱きたくなってしまいます。
いつでも何度でも彼女を抱きたくなりました。
ついには、会社で彼女と二人きりになったとき、部署内の女子トイレで愛し合うようになりました。
スーツのスカートをまくりあげ下着を荒々しくおろすと、そのまま挿入しました。
不思議と彼女のソコは、受け入れる状態に熱く柔らかくなっていました。
彼女が苦悩の表情で声を押し殺しているのを見て、より一層興奮しました。
愛とセックスに溺れた生活は1年半ほど続きましが、とうとう社内の女性の間で「あの二人はちょっと怪しい」という噂が立ち、上司や家族に知られるのを恐れた私は、彼女に「しばらく距離をおこう」と伝えました。
彼女も同意してくれ、そのまましばらくすると自然と関係は消滅していきました。
女性は強いですね、関係が終わると、何事も無かったのかのように普通の上司と部下として業務を遂行するようになりました。
私はしばらくの間、引きずりましたが……。