・彼女と喧嘩して
ある日、彼女と些細なことで喧嘩をしました。
ちょうど彼女の機嫌が悪くて、それまでに積もりに積もった不満が爆発した形です。
もう、烈火のごとく怒られて、プライドをズタズタにされて・・(まあ、プライドなんて言っても、ちっぽけなものなんですけどね。トホホ)。
これが理不尽な不平不満なら、まあ、受け流すこともできるのですが、全て的を得ているので、反論をすることができません。
しかも、彼女は、自分の言いたいことを一方的に言い放った後、スタコラさっさと帰っていったのです。
一人残された僕。
弁解(挽回)するチャンスはなく、ただただ、イライラが積もるばかりです。
一人でいたら、ますます嫌な気持ちになりそうだったので、ひとまず、外にご飯を食べに行くことにしました。
定食屋でパパッと済ませると、お腹が満たされて、ちょっと落ち着いてきました。
あとは、外の空気を吸いながら、散歩がてら街中を歩いて、帰ろうかなと思っていたのですが、なんか急に寂しい気持ちになってきました。
理由は分かりませんが、誰かと一緒に居たい気分になったのです。
そこで、何年振りかにナンパをしてみることにしました。
・ナンパ
ナンパなんて、失敗した時がみじめなので、あんまりやりたくないのですが、この時は、みじめさのどん底にいましたからね。
まったく抵抗がありませんでした。
手当たり次第に声を掛けると、一人の女の子(女子大生)がヒットしました。
軽めのトークを繰り広げていると、「今お腹減ってんだよね。なんかおごってよ」ときました。
というわけで、さっき食べたばかりですが、ファミレスに行って、軽食を取ることに。
そこで、彼女と喧嘩したことを相談すると、やたら興味津々な女子大生。
お腹が満たされて、他人の人間関係に興味がわいたんでしょうかね。
そこから、なんやかんやで、自宅に誘うことに成功し、その日のうちにセックスすることになったのでした。
・いじってくる女子大生
セックスの最中は、面白おかしく、やたら彼女の話を持ち出す女子大生。
例えば、「彼女に謝らなくていいの?女子大生と浮気してていいのかなww?」とか、「彼女に怒られたばかりなのに、どうしてこんなに勃起するのw?」とか、「落ち込んでても、ここは元気いっぱいだね」とか、「彼女と私どっちが気持ちいいの?」とか。
ぶっちゃけ、この時は、彼女に対して腹立たしい気持ちの方が強かったのですし、この瞬間は、一緒に居てくれる女子大生のことを好きになっていたと思います。
なので、最後の「彼女と私どっちが気持ちいいの?」って聞かれた瞬間、それへの答えのつもりで、思いっきりピストンをしました。
さっきまで余裕たっぷりに笑っていた女子大生ですが、激しいピストンに、「ヤバイ、ちょっとまって~」とタジタジのご様子。
喧嘩してモヤモヤしてたのも相まって、疲れることなく一心不乱に腰を振ってたっけなあ。
セックスが終わった後、女子大生はしばらく放心状態でした。
そして、この日は泊まっていくことになり、結果的に朝までに4回セックスすることになりました。
この女子大生とは、その後1年半、セフレとしての関係が続きました。
ちなみに彼女(恋人)とは、別れることも無く、女子大生と浮気をしながら上手に付き合うことができました。