高校2年の時に初めての彼氏ができました。その人、実は社会人で私より何歳も年上。私は年上だからこその大人っぽさに惚れました。
ある日彼は、私に料理をご馳走したいと言ってくれたので、予定を決めていたのですが、最後に一言「じゃ〇〇時にそこで!僕の家すぐそこだから案内するね!」と言われ、初めての私はお家デートなんだと悟りました。
そして会う日の夕方、なんとなく緊張しながら家におじゃましたら、生活感はあるもののキレイなお部屋でした。
彼は私と料理を作るために、途中まで調理していました。そして音楽を聞きながら、2人で作ったご飯を2人でゆったりと食べました。
彼はなぜかやたら私の元彼について聞いてきたので、なんでそんなに聞くのか尋ねると、「君の事をもっと知りたいんだ」と言われ、思わず照れてしまいました。
そしてその後、2人でちょっとお酒を飲んでいたのもあったので、夜風にあたろうと散歩をしました。
私はあまり彼の近所を知らなかったので、色々案内してもらいました。冬だったので寒かったのですが、そんなの気になりませんでした。
私の手が寒いだろうとシェアポケットしてくれた所から始まり、人気がないところでちょっとハグしてイチャイチャしました。
そして景色がキレイな場所で立ち止まり、また少し喋った後、私たちは初めてキスしたのです。
その時私は、キレイな景色を前にした初キスなんてロマンチック!という感じの事を考えながら、なんだかニヤニヤが止まらなかったのを覚えています。
そんな事があってから彼の家に戻ってきて、あったかいお茶を淹れて飲んでいると、時刻は日付が変わる直前。なんとなくそんな雰囲気になり始め、キスし始めました。
さっきの軽いキスとは違う、より濃厚なキスでした。
ここまでくると薄々分かるのですが、彼は年上というだけあって、女性の扱いにはある程度慣れているようでした(でもチャラい感じではない)。
私は見よう見まねで、割と必死でキスしていたのですが、「上手だよ」とか言ってもらってさらに照れてしまいました。
私が彼に初体験はまだだという事を伝えていたからか、彼はすぐにベッドに行こうとはせず、まずはキスもしつつ、私に肩や背中のマッサージをしてくれました。
時間をかけてマッサージしてくれたので、気持ちよくてリラックスしたし、とても幸せでした。
そしてしばらくすると、ちょっと寝転ぶだけ、という事で2人でベッドに行きました。
そしてまたしばらく、2人でキスしたりボディタッチしながらゴロゴロしていました。そしたらなんだか眠くなってきました。
彼も「眠たいなぁ」と言って、結局2人して寝てしまいました。
朝の8時ぐらいに起きて、おはようのキスをして、またゴロゴロしていたのですが、ついに彼は私の胸を触りました。私は受け入れました。
もしかしたら彼は前の夜けっこう我慢してくれていたのかもしれません。
じわじわと触られ、2人は徐々に裸になっていきました。
正直私はその時体重が増えている事を気にしている時期でお腹周りは立派な割に、貧乳という抜群に悪いプロポーションだったので裸体を見られるのに若干抵抗があったのですが、「キレイだよ」と言ってもらえた時はお世辞でも嬉しかったです。
触られ、キスしあって、私も触って。触り方などは丁寧に教えてもらいました。(笑)
はじめは、指一本入れられただけで精一杯だったので、「彼のやつあんなでっかいのに入るもんなんやろうか」と不安になりました。しかし彼はかなり根気よくこんな私と向きあってくれました。
するとやっと指二本はいるようになり、一回試しに、と彼がコンドームを付け、いざ挑戦してみると、先っぽで精一杯。一旦中断してもう一回指を入れてもらったりしました。
本当に彼が粘り強く慣らしてくれたので、指はスムーズに入るようになりました。
そしてもう一度、本番に挑戦。もう一回コンドームを付けて、ゆっくり、ゆっくりと入ってきます。
ギチギチ、という擬態語がぴったりなくらい、キツかったのもあってちょっとこわかったのですが、彼の為にも、ちょっとは痛いのを我慢しないと、と思い逃げないように気をつけました。ズンズン入ってきます。
すると私の中に入ってくる初めての感覚がなんだか気持ちいいな、と感じました。
彼はゆっくりと動き出し、最後まですることができました。彼に聞いてみると、ほとんど全部入った、初めてなのに頑張ったね、と言ってくれました。
しかし、私の方はというと、血が全く出なかったのでまだ処女なのではないか、とちょっと思ってしまいました。
そこで友達にそれを言ってみると、「破れてなくてもそれは卒業してるよ」と言われました。確かに、事後からしばらく股間に違和感があったのを覚えています。
処女卒業は、もっと過酷でしんどくてロマンチックなんて欠片も無いんじゃないのか、と思っていましたが、実際は意外にあっさりとしていて、とてもロマンチックでした。今でもいい思い出です。