周りの女の子の初体験の年齢を聞くと、結構早かったりするので私は遅いほうなのかもしれません。
18歳、高校三年生の時に処女喪失しました。相手は剣道部の高身長彼氏。
夏休み、毎日のようにお互いの家に行きいちゃいちゃしていました。
ペッティングの類は早い段階でしていたのですが、二人共経験が少ないのでなかなかその先の行為に移ることができなかったのです。
その日はいつものように、私の家でじゃれあっていました。お互いの性器を触りあったり、キスをしたりしていると、やはりそういう雰囲気になってきます。
唇を離したとき、彼氏が照れたような声で言いました。
「キスしか、まだだめ?」
いくら経験が浅い私でも言いたいことはよくわかりました。付き合って3ヶ月、早いのか遅いのか分かりませんが少しためらいがありました。
うまくできるだろうか、できなかったら失望されないだろうか。そのような思いが頭をぐるぐると渦巻いていましたが、勇気を振り絞って頷きました。
彼氏は家に来る途中で買ってきたという、コンドームを取り出しては中に入った説明書をまじまじと見つめてはじっくり読み始めました。
あまりにも真剣な様子に思わず笑ってしまったのをよく覚えています。
漫画の中でしか見たことがなかったビニールの薄い袋に包まれたコンドームを見て、心臓がドキドキしだします。
「触ってくれる?」
彼氏はまだ少し萎縮しているイチモツを取り出して言いました。私はおずおずと手のひらであたたかいイチモツを包むと、ゆっくりとぎごちない手付きでしごきます。
途中で、彼氏に「痛い」と言われて申し訳なくなりますが、こうやってして欲しいと手を添え直されたので一生懸命にしごきました。
するとだんだん元気になっていったイチモツは上をツンと向いて立派になります。
固くて、大きい。これが今から私の中に入るのか?考えると体が燃えるように熱くなります。
準備が出来たイチモツに、コンドームを先っぽまで被せて一息つくと「これ外れないかなあ大丈夫かな」などと心配になることを彼氏は口にしました。
不安がる私と、真面目な顔をしてコンドームを付け直す彼氏。根元までしっかりとつけて、いざ行為に。「入れていい?」黙って頷きました。
その時の、幸せな感覚。昇天するとはこのことを言うのだと思いました。
思わず甘ったるい声が出て、体が震えます。すごく熱くて硬くて、少しだけ痛みを感じました。けれど、離れて欲しくない。痛がる私を見て心配そうに彼氏が顔をのぞき込みます。
「痛い?やめる?」首を振りました。
最初は気遣うように動いていた彼氏でしたが、私が徐々に潤い始め、よがり声を上げ出すと腰の速度が早くなっていくのが分かりました。
オナニーの経験はあった私ですが、ひとりでは得がたい電流のような快感がびりびり全身を支配して、なんとも言い難い気持ちになります。
これでもかというほど激しい動きで腰を打ちつけていた彼氏がおもむろに声を出します。
「イキそう、イく、ああイッていい?」乱れる呼吸の合間にいいよと言って何度も頷くのがいっぱいいっぱいでした。その後すぐに彼氏は果てて、私も満ち足りるといった感情に支配されました。これが「イく」ということなのだと実感しました。
初めての体験を無事済ませると、それまであった壁が取り払われたようで、会う度に私達はセックスをしました。
彼氏のイチモツは大きくて、持久力があります。二人でできない時は行為を思い出してオナニーをしました。
実体験を思い出しながらのひとり遊びはかなり興奮しました。私は痴女なのでしょうか(笑)
それから高校を卒業するまで、何度も私達は愛し合いました。
時には大胆に公衆トイレや木陰に隠れてしたりもしました。
悪いことだと分かっていましたが、スリルがあって一層興奮してしまいます。
最初は正常位ばかりしていましたが、騎乗位や対面座位、バックなどをするようになりました。
騎乗位をするといかに彼氏が頑張って動いてくれるかが分かると同時に、顔を見下ろしながらの行為なのでいつもとは違う快感を得られました。
いちばん、私が感じるのはバックです。奥まで貫かれるとたまらない声が出て、その声を彼氏はかわいいと言って褒めてくれます。
のちのち気づくのですが、私はM気質があるようで、乱暴に激しくされればされるほど気持ちよくなってしまうのでした。
バックをすっかり気に入った私はセックスをするたびに、自分から「後ろから入れて」とねだるようになりました。
心から愛する人に壊れそうになるまで突かれると、たまらない気持ちになります。幸せで意識が飛びそうな程です。
実は、高校時代彼氏の他にも男の人と付き合ったことがありました。
ですがペッティング止まりでセックスには及ばなかったんです。
怖かったのと、初めては本当に好きな人に捧げたかったから。
初めての行為は大事だと言いますよね。
初行為次第でセックスが嫌になってしまうひともいるそうですから。
だから彼氏に初めてを捧げることが出来て良かったです。いまではセックスが大好きです。