・「胸派」だった俺
俺はN。
今年から高校に進学したピカピカの1年生だ。
中学生の頃は、まだ女子の「お尻」の魅力に全くといっていいほど気づいていなかった。
だが、高校になってからその魅力に気づいてしまった。
これは、その体験談である。
そもそもだが、俺は女子の「胸派」であった。
正面から、また、横からも分かりやすいし、自分が持っていないというのも魅力の1つだ。
また、中学生位にもなると、その大きさが目立ってくるというのもある。
まわりの男どもも「胸派」しかいなかった気はする。
・高校入学
さて、そんな俺も共学の高校に入学した。
クラスに可愛い女子がいるか等、気になるのは当たり前だ。
そして「顔」や「胸」に目がいっていた。他の男どもも同じだったと思う。
誰が可愛いか、胸が大きいかで盛り上がっていた。
はっきりと言ってしまえば、「お尻派」の男子はいなかった。
しかし、入学してしばらくしてからの席替えが俺の「お尻派」への扉を開いてしまった。
・席替えにて
席替えで、俺の前の席になったのはY子。
愛想もよく、笑った顔が可愛い小柄な女子だ。
そして、席替えで前の席になった事もあり、自然と話す機会も増えていった。
胸はそれほど大きくはなく、パッと見は小柄な女子という感じだ。
・ふとした瞬間
胸に関しては会話をする時、ふと目に入る事もあるが、「お尻」に関しては、あまり興味がなかったため、全くといっていいほど気にしてなかった。
また、普段は制服を着ているため分かりづらいというのが正直なところだ。
だが、そんなある日のこと・・・
と言っても授業の終わりの話だ。
授業の終わりは起立、礼
で終わるのだが、礼の瞬間に、席を立って礼をする前の席のY子の「お尻」が目に入ってしまったのだ。
小柄な割に美しくて大きかった。
制服ごしにも分かる大きさであった。
その瞬間の衝撃また、興奮はとても抑えきれるものではなかった。
・「お尻派」へ
それ以来、女子のお尻が自然と目に入ってくるようになってしまった。
胸と同様、身長とは必ずしも比例しないようだ。
高身長女子でも胸が小さい子がいるように、「お尻」も高身長だからといって必ず大きいとは限らない。
・体育の授業にて
「お尻」の魅力に気づいてから、はっきり言ってしまえば胸はどうでも良くなってしまった。
自分でも不思議なほど、女子の「お尻」に目がいっていたと思う。
高校にもなると、さすがに体育の授業は別々だが、体育の授業終わりの女子は目にする。
ある日の体育の授業終わり、Y子が歩いている後ろ姿を見てしまった。
ハーフパンツごしにも分かる大きくきれいな「お尻」だった。
Y子もこちらの視線に気づいたのか、可愛く手を振ってくれた。
その後、俺がダッシュで男子トイレに行ったのは言うまでもない。
・その後
それから席替えでY子とは離れてしまったが、席が離れると余計に遠くから後ろ姿を見る機会が増える。
制服の後ろ姿、体育の時の後ろ姿、もはやY子の「お尻」しか目に入っていなかった。
もちろん、他の女子の「お尻」も気になったが、クラスで一番大人な「お尻」だったのは間違いなくY子だったと思う。
Y子との会話の後、Y子の後ろ姿を見るのは高校生の俺にはかなり刺激的だったのは言うまでもない。
・「お尻派」
この高校での体験後、俺が「お尻派」になった。
それは今も変わらない。