・初体験
大学時代の彼女とは、セックス関連について、いろんな初体験をさせてもらいました。
彼女も僕も、セックスをしたのはこれが初めてで、初体験ながらに、お互いの相性の良さを実感したりもしました。
シンプルに気持ちがいいんですよね。
いやもちろん、他の女性とのセックスも、気持ちはいいのですが、ふとした表情とか、あとはタイミングとか、そういうのがすごく心地いいんです。
彼女と別れた後、新しくできた恋人とセックスした際には、それをふんだんに実感しましたよ。
なんかちょっとタイミングとかがズレていて、意思疎通がうまくいきません。
繰り返しますが、もちろん気持ちが良くて、もちろん大量に精子が出て、もちろん好きな気持ちも増幅するんですが、ここで元カノなら、こうしてくれただろうなあ、とか、こんな表情をするだろうなあとか、ついついノスタルジックな気持ちにふけってしまいます。
未練たらたら。
味覚は子供の頃に出来上がって、それ以降はあまり好みが変わらない、というのを聞いたことがありますが、セックスも同じように、最初にした子で、大体の趣味嗜好が出来上がってしまうのでしょうか。
・アナルセックス
とまあ、いろいろと考えさせられることが多かった彼女との交際期間ですが、初めてアナルセックスをした時は、衝撃的でした。
何が衝撃かって、あんなところにペニスが入ってしまうという事です。
通常時は、口を酸っぱくしたときのように、キュッとしまっていて、とてもじゃありませんが、何かを入れるような部位には見えません。
それもそのはず、本来の用途は、出すことですからね。
入れることは基本的には想定していません。
入れるとすれば、座薬くらいですか。
そんな狭いアナルに、ペニスを入れると、とろけるような気持ちよさ。
彼女に、どんな感じか聞いてみると、全く痛くはなく、膣とは違って不思議な感じがするそう。
大丈夫そうなので、次第にピストンのペースを上げていくと、いつもと違って、獣のような叫び声をあげながら、喘いでいます。
非常に気持ちがよかったので、そのまま続けたかったのですが、一度小休止を挟むべく、ペニスを抜くことにしました。
ここでまた衝撃的だったのが、アナルが驚くほど広がっていたことです。
梅干し状態のアナルが、ぽっかりと開いていて、呼吸をするかのようにパクパクと動いています。
指を入れてみたい衝動に駆られて、そうしてみると、パクパクしていたアナルが、キュッと閉じ、指をきつく締めてきました。
しかし、彼女はそんなつもりはなく、勝手に体がそう動くといっていました。
外からの侵入者を排斥するためのセキュリティみたいな感じでしょうか。
それとも、快感を与えるためにそうしているのでしょうか。
よくわかりませんが、再び指を抜くとまたぽっかりと開いて、パクパクと呼吸をし始めるアナル。
なんかものすごいものを見たような気になって、その日を境にしてアナルセックスの虜になってしまったのでした。
・発散できない
ただ、悲しいかな、彼女以降に付き合った女性は、アナルセックスを全くさせてくれません。
味覚のように出来上がってしまった性的な趣味嗜好を、今のところ思う存分発散することができていないのです。
こんなことなら、アナルセックスなんてしなきゃよかった。
例えるなら、ハンバーグを好きになって、その後一度も食べさえてもらえない、みたいな感じ?