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パンツ・ノーパン・パンチラ

彼の機嫌を治すために、パンチラ姿で観光しました

投稿日:2024年7月23日 更新日:

・不機嫌な彼

彼の誕生日に、沖縄旅行する事になったんです。

トランクを新調したり、観光地をリサーチしたりしながら当日を楽しみにしていました。

ところが、出発の日。

私は寝坊してしまい、飛行機の時間に間に合いませんでした。

空港には、ふてくされた表情の彼。

「遅えよ」

私は、とにかく謝りまくりました。

何度も謝り、やっと許してもらえた時にはホッとしました。

それから、なんとか別の便で沖縄へ。

でも、時間のズレから予定がグチャグチャです。

彼が再び不機嫌になったらとヒヤヒヤしていたのですが、その心配はありませんでした。

彼はかなり上機嫌で、私に洋服を買ってくれたんです。

さっそく着た私は、スカートの短さに慌てました。

おまけにこの日の下着は、白のレース。

「遅刻したんだから、それぐらいサービスしろよ。あ、ストッキングは脱げよ」

私は青ざめました。

手で下げていないとパンツが見えてしまいそうで、私は顔を上げる事ができません。

 

・エスカレートするリクエスト

最初は、ただ街を歩くだけだったんです。

沖縄名物のラフテーや海ぶどうを堪能しました。

周囲の視線は多少気になりましたが、パンツが見えるまでではなかったので安心してたんです。

ですが、その考えは甘かったと反省しました。

「あそこの公園でブランコに乗ってこい」

「滑り台から滑ろ」

と、要求がエスカレートしていくんです。

元々、Sっ気が強い彼です。

ここぞとばかりに本領発揮してきました。

人が少ない事を確認してから、私は彼の命令に従いました。

「良い眺め。もっと股広げろよ。俺、パンチラ大好物なんだよなぁ」

彼に見られていると思うと、私もだんだん気持ちが高揚してきました。

Mの私は、彼の乱暴な言葉や命令から逃れられませんでした。

 

・大勢の前で

彼と予約しておいたホテルに行こうとしたら、急に雨が降ってきました。

傘を持っていなかった私達は、ずぶ濡れになりながらも走ったんです。

すると、そこに歩道橋が。

「こっちからが早い」

と言う彼に、私はなんの疑いも持たずに歩道橋を駆け上がりました。

ですが、途中でハッと気が付き振り向けば大勢の人の姿が。

どうやら、外国人観光客がツアーで訪れていたようです。

外国人観光客達が、唖然とした顔でこっちを見ました。

そうです。私は彼らにパンチラ姿をバッチリ見られたんです。

恥ずかしくて、恥ずかしくて、私は彼を追い抜かすようにして走りました。

「今度は、Tバックでやってもらおうかな」

彼はかなり満足したようで、機嫌はすっかり良くなっていました。

ですが、私としては複雑です。

せっかく大好きな沖縄を訪れたのに、パンチラが気になって全然楽しめなかったんです。

それに、外国人の人達にあられもない姿を見られてしまいました。

私が不機嫌な事に、彼も気がついたようです。

それからは、まるでお姫様のように私にあれこれしてくれました。

「ごめん。ちょっと調子に乗ったな」

彼に抱き締められ、私はちょっとだけ機嫌を直しました。

その日の夜はいつも以上に優しくしてくれたので、それで彼を許す事にしたんです。

いろいろ恥ずかしい思いもしましたが、彼の機嫌が治ってホッとしました。

それからは、遅刻しないように気をつけています。

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