・苦手な部位
友人と、エロ系の話をしていると、人それぞれいろんな性癖があるんだなあと、驚かされます。
例えば、女性の性器に対してものすごいこだわりがある先輩がいまして。
自分の場合はどっちかって言うと、少し苦手に感じる部位でもあって、初めてセックスした際には、何をどうすればいいのか全く分かりませんでした。
事前情報として、指を入れたり、舐めたりすることで、少しずつ濡れてきて、挿入しやすくなる、という事は分かっていたんですが・・。
指を入れるのは、問題なかったのですが、舐めるという行為がどうも、慣れなかったんですよね。
独特の匂いがありますし、それに見た目もちょっと生々しいですし。
そんなこと言ったら、自分のペニスだって、そうなんですが、あまり生々しい部分には触れずに、スマートなセックスを求めていたような気がします。
漫画やアニメのような、爽やかなセックス。
でもリアルなセックスは、さっきも言ったように、匂いもあるし、いろんな体液が出るし、見た目も生々しいし・・、と当時の経験の浅い自分にはセックス、というよりも女性器を舐めるという行為は、あまりにもハードルが高すぎました。
次第に慣れていくかなと思うも、なかなかそうはならず、そんな僕の話を聞いた先輩が、思いもよらない行動に。
・舐めたい!
先輩宅で、先輩の彼女も交えて飲んでいた時の事です。
前述の愛撫が苦手だ、という話の流れで、先輩がおもむろに舐め犬を実演し始めたのです。
なんか、そういう話をしていて、急にムラムラしてきたそうです。
彼女を肩に抱いて、キスをし、胸を揉み始めると、彼女は、「ちょっとダメだって」と、照れ笑いのような表情で、先輩から離れようとします。
そんな彼女を先輩は強引に抱き寄せ、下着をはぎ取り、指マン。
次第に感じる彼女。
羞恥心よりも気持ちよさが勝り、抵抗する気力は完全に消え失せているように見えました。
すると、先輩が、彼女を床に押し倒し、スカートを捲り上げて、ノーパン状態のアソコを愛撫。
ものすごく美味しそうに舐めるその姿に、人生で初めて自発的に舐めてみたい、という気持ちが沸き起こってきました。
そんな僕の心境を察したのか、先輩が、僕の方をちらりと見て、「舐めてみるか?」みたいな表情で、彼女のアソコに促しています。
が、さすがにそれは断っておくことにしました。
先輩も、先輩の彼女もすごくいい人で、今の関係性は壊したくありませんでしたからね。
この状況では、お酒もかなり入っていて、正常な判断ができていなかったところもあるでしょうし、翌日こんなことをした、となれば、めちゃくちゃ気まずい雰囲気になるのは目に見えています。
とまあ、先輩の愛撫姿を見て、完全に舐め犬が覚醒したのでした。
・トロトロのアソコ
数日後、彼女とのセックスでは、時間を掛けて、トロトロになるまでアソコを愛撫しました。
今まで苦手だったはずなのに、今は全く、なんともありません、というか、舐めたい衝動が全身を駆け巡っています。
彼女は彼女で、気持ちよさそう。
「ちょっと、どうしたの?」と、若干不思議がっていましたが、先輩の彼女同様に、気持ちよさには抗えなかったようです。
されるがままに舐められて、身をよじりながら、喘ぎ声を漏らしていました。
たっぷり愛撫した後のセックスはめちゃくちゃ気持ちよくて、大げさでもなんでもなく、心が通じ合ったセックスができた気がします。