・子供は遊びを創作する
小さい頃、誰しもが色んな自分ルールの遊びを考えて遊んだ経験があると思います。
私の幼なじみのリオちゃんは、自分の見たモノを参考に「あばれっこ」と言う遊びを考えました。
まあ、はっきり言えばセックスの真似事です。
彼女の両親は夜の営みが盛んだったようで、リオちゃんは何度もそれを目撃していました。
当時はまだ園児で意味は分からずとも、あまり公の場で話せない行為であるとは察していたようで、両親に何をしているのか問う事も無かったようです。
しかしそこは好奇心旺盛な子供の事、良く分からないなりに、遊びとして創作してしまったのでした。
この遊びにはもう一人要る。
当然幼なじみでいつも一緒にいた私に白羽の矢が立ちました。
以下、リオちゃんが作った「あばれっこ」の手順です。
・あばれっこ(前半)
大きなこえをだすから、いえにほかの人がいないときにする。
ベッドの上ではだかになる。
ぬがしあうときもある。
はずかしいけど、ぜんぶぬぐ。
パパ役は、ママ役のからだをなでまわす。
やさしくするように。
パパはつよくさわってるときがあるけど、やさしくするように。
さわるだけじゃなく、キスもする。
ママ役はそのとき、「きもちいい」とか「ああん」とかいう。
おまたをさわったりキスするときは長い。
「あばれっこ」ではほんとうにさわったり、キスしないで、きたないとこだから。
ふりだけ。
おまたのときはママ役はとくに大きなこえをだす。
くるしそうに。
すごいひめいみたいなこえをだしたら、つぎにママがパパのおちんちんをなめるけど、それはしない。
だってきたないもん。
・あばれっこ(後半)
ベッドの上で、パパ役が上、ママ役が下になって、パパ役がどったんばったんはねるようにうごく。
ときどきいれかわったりする。
ママ役が上になったり。
犬みたいなかっこうで、うしろからパパ役がこしをうごかしたり。
ママ役はそのときも「ああん」とかいう。
パパ役も「ううっ」とか「きもちいい」とか「あいしてる」とかいう。
じかんがたったらママ役は「いきそう」とか「いく」とかいう。
そして、ぶるるってふるえたりする。
しないときもある。
もっとじかんがたったら、パパ役が、「いくぞ」といって、「ぐうっ」とか「はあっ」とかくるしそうにいっておわり。
・禁止命令
確か十回ほどリオちゃんと「あばれっこ」をして遊んだと思う。
当時私の方も性については何も分からず、精通もまだだったが、どこか背徳的な面白さを感じ、愉しんでいた記憶があります。
特に覚えているのは、リオちゃんのアソコの匂い。
強いおしっこの匂いがしていて、顔をしかめながら三分くらい股に頭を埋めていたのが一番印象に残っています。
今なら悦んで十分でも二十分でも埋めていられますけどね。
リオちゃんの母親に見つかってしまい、しばらく私は彼女の家に入らせてもらえなくなり、彼女は「あばれっこ」の禁止を強く言い渡され、この遊びは忘れられる事となりました。
私達が高校生になるまで。
・リアルあばれっこ
高校一年の夏、私達は本当にセックスする仲になり、しょっちゅう「あばれっこ」を話題にしながら、ベッドの上で、どったんばったんしたのでした。
ただ、その後別れるまで、フェラチオは殆どしてもらえませんでした。
理由は「だって、汚いから」