・不感症
28歳の時。
私は、自分が不感症である事に気がついたんです。
誰とセックスをしても、気持ちいいと思った事がないんです。
そのため、次第に男性とのそういう行為は避けるようになりました。
男性からは、身持ちが固いとか女王様気取りなどといわれてフラれる事が多かったんです。
でも、まさか感じないからセックスはしないなんて言えませんでした。
・初めての告白
30歳の時に、仕事先のKさんに告白されました。
でも、私は嫌われる事を恐れて断る事にしたんです。
Kさんに、なぜダメなのかと聞かれて私はとうとう告白する事にしたんです。
告白した後で、Kさんは気にする事はないと励ましてくれました。
そして、私が感じられるようになるまで待つと。
私は、Kさんの言葉に嬉しさを感じました。
この人とだったら、私もちゃんとした恋愛ができる。
そう思ったんです。
・彼のテクニック
Kさんは、かなり女性との経験があるらしくてそのテクニックはかなりのもののようです。
これまでの彼と違い、乳首やアソコを触る指もかなり手慣れていました。
ですが、やはり私の体は反応しませんでした。
なんだか、彼に申し訳なくて。
私も、なんとか気持ちよくなろうと頑張ってはみたのですが結果は駄目でした。
それが、ある日の事。
体が次第に反応していったんです。
乳首に触れられただけで感じてしまい、私は初めて快楽を知りました。
Kさんは、私が感じるようになってからはほぼ毎日のように体を愛撫してくれました。
これまでは、気持ち悪いとしか言えなかったクンニも気持ち良すぎてどうにかなりそうでした。
・エッチな体になっていく
Kさんから、エッチな事をさんざんされました。
目隠しをされたりといった、刺激的なプレイも経験するようになり私は戸惑いながらもエッチにのめり込んでいきました。
こんなに、自分がエッチになっていくなんて信じられませんでした。
私の方から彼にエッチをリクエストする事も増えてきて、すっかり虜になってしまいました。
「もっと、エッチな体にしてあげる」
彼からそう言われて、恥ずかしかったですが嬉しかったです。
・潮吹きを経験
それは、彼が私を後ろから抱き締めて指でアソコを弄っている時でした。
彼が、不意にお尻の穴を弄り始めたんです。
まさか、そんな所が感じるなんて考えた事もありませんでした。
「やっ。なんか、変な感じがするっ。指、抜いてよ」
「やだ。せっかく感じてるんだから」
彼は、私が声を上げた場所をズンズンと刺激してくるんです。
その重低音のような刺激に、私はかつてないぐらい興奮しました。
そして、彼が前と後ろの穴を同時に擦った瞬間。
プシュッと勢いよく何かが飛び出したんです。
私は、一瞬オシッコを漏らしたのかと焦りました。
すると、彼が後ろから私を抱きしめて嬉しそうに笑うんです。
「潮吹き、できたね」
潮吹き?
今のが?
私は、ハァハァと喘ぎなが潮吹きの事実に呆然としました。
不感症だった私が、潮吹きを経験するまでになるなんて。
私は、この日。
自分が、ちゃんと女性になれたのだと感じる事ができました。
潮吹きを経験した後の、彼とのセックスはとても気持ちよくて刺激的でした。
これまでよりもずっとエッチになっていき、彼はとても喜んでくれています。