・潮吹きに対する想像
結婚する前から、潮吹きという言葉や、それがどんなものか大衆週刊誌等の記事で想像を巡らしていたものです。
いわく、潮は単なる小水に過ぎず、女性が興奮した際に失禁する現象に過ぎないとの説や、潮を分析すると小水の成分も含まれているものの、それとは別の成分も含まれており、単なる小水ではないとの説もよく書かれていました。
また、その出方としても放尿そのものといえるものから、ピ、ピと小さく吹き出るものまでさまざまだとも書かれていました。
・潮吹き女性に出会うことはありませんでした
潮吹きについては、確かにありそうだが実際にそんな女性と出会うことはありませんでした。
付き合った女性の数は知れていますが、その数人の女性とエッチしていて体験すること等ありませんでした。
そんなことから、潮吹き女性はやはり貴重な存在で、滅多にいるものではないと漠然と考えるようになっていました。
・潮吹きに出会った最初の驚きと興奮
やがて、結婚して妻と日々エッチを楽しむ様になりました。
潮吹きのことは、完全に忘れ去っていました。
しかし、結婚して2か月後のある夜、妻の潮吹きと出会ったのです。
前戯を交わし、若さに任せて延々とエッチを繰り返し、何度目かの絶頂期に妻が突然「行く~行く~」、そして「出る~出る~」と声を上げたのです。
それまでは毎回絶頂期には「行く~行く~」と叫んでいましたが、そこに「出る~出る~」との叫び声がプラスされていたのです。
そして、妻は小さく潮を吹き、体をくねらせて歓喜の表情を浮かべたのです。
その時、これが週刊誌で読んだことのある潮吹きなのだと感じました。
初めて女性の潮吹きを目の当たりにし、驚きと共に異常な興奮を覚えました。
・潮吹きはエッチの度に起こるものではありませんでした
こうして初めて体験した潮吹きでしたが、これはエッチの度に毎回起こるものではありませんでした。
妻は絶頂に達したら常に「行く~行く~」と声を上げてフィニッシュを迎えます。
何度も絶通を迎えても、この叫びと共にフィニッシュを迎え、潮を吹くことはそれほど多くはありませんでした。
エッチを楽しむと共に、妻にどんなスイッチが入った際に潮を吹くのかに興味を抱くようになりました。
・潮を吹くのは非日常的な激しい興奮
妻に枕トークで潮を吹いたことに対して尋ねたこともありましたが、妻もどんな時にそんな状態になるか等、全く分からない。
ただ体がそう反応しただけだと笑って答え、「潮吹きを見たいの?」とおちょけながら顔を覗き込んできました。
次に妻の潮吹きを目にしたのは、旅先のホテルでエッチした時でした。
日常とは異なる旅先で、解放された気分に浸り、エッチを楽しんだ時でした。
絶頂の回数や体位は普段と時に変わったことなどありませんでした。
しかし、2度目の絶頂を迎えた際に、突然「出る~出る~出ちゃう~」と叫んで潮を吹いたのです。
その時に妻の姿を観察し、普段以上に激しく興奮し、痙攣するほど快楽を感じていることが見て取れました。
やはり、この上ない激しい興奮を覚え、それを堪える中で潮を吹くのだと感じました。
・潮を吹いた直後の妻の感想
ことを終えて、妻に「潮を吹いたね、どんな感じ、良かった」と尋ねると、妻はけだるそうに体を起こし、ただただコクリと頷いて見せました。
これが全てを物語っているように感じました。
それ以来、旅先で何度も妻の潮吹きに遭遇したものです。