・傷つく一言
学生時代に付き合っていた彼女に、漫画やドラマのようなセリフを言われたことがあります。
それは、「私の体が目的だったの?」です。
いや、そりゃまあ、それもあるし、他にもあるし・・。
20代の若者にとって、女性の体ってのは、ものすごく魅力的じゃないですか。
それが目的でないはずがないんですよね。
とまあ、しどろもどろな返答になっていると、「そんなんだから、パッとしないんだよ」とかなんとか、結構傷つく一言を言われまして・・。
それならばと、「これから1か月、禁欲する」と、宣言をする運びとなったのですが、彼女の第一声は「無理無理。絶対無理。大体何よ、ソレ。勃ってんじゃない。」ご指摘の通り、実は先ほどからギンギンで・・。
「これを処理してから1か月という事で、よろしいでしょうか」なんて、彼女に抱き着こうとしたところ・・。
「あーでたでた。残念でした。これからバイト。じゃあね。」と、無慈悲に帰っていったのでした。
一人残された僕。
虚しさと切なさと、心細さと、勃起したアソコと。
とにもかくにもこの欲望を解放しないと、何も手につきそうにありません。
というわけで、いきなり欲望に負けてしまう僕だったのでした。
禁煙や禁酒ができない人の気持ちが分かった気がします。
これが最後といって、結局ズルズル辞めれないんですよね。
性欲をそこまでして抑える必要もないのですが、先ほど彼女に言われたことが妙に引っかかって。
自慰行為をした後の賢者タイムも相まって、本気で禁欲に取り組むことになったのでした。
・禁欲達成
それから1か月。
ガチで禁欲生活を成し遂げた僕。
1週間を過ぎたころから無の境地に至り、ちょっとやそっとの事では動じなくなりました。
さすがに彼女も心配になって、誘惑してくるのですが、ここで負けたら男が廃る、という古臭い考えでもって、見事達成。
その瞬間、緊張感が抜け、すぐさま彼女に会いたい気持ちになりました。
連絡をすると、大至急やって来てくれたのですが、今まで以上に彼女のことを可愛いと感じました。
さてソファに座ると、彼女と体を密着させ、ボディタッチを開始。
彼女も全く嫌がりませんし、なんなら、「ハアハア」言いながら、ものすごい興奮してます。
とまあ、キスをしたりしながら、服の上から、思う存分彼女の柔らかい体を堪能しました。
次に、スカートの中のパンツに手をかけ、ゆっくりを脱がすことに。
クルンとなったホヤホヤのパンツ。
どうしようもなく嗅ぎたい衝動に襲われました。
生臭い匂いが漂ってきて、妙にエロい。
よくよく観察してみると、粘っこいシミが付着しているじゃありませんか。
「ナニコレ」と、知らん顔して尋ねると、真っ赤になって、首を振る彼女。
どうやら、彼女は彼女で、1か月のセックスレスで、性欲が溜まっていたようです。
・彼女のパンツの匂い
というわけで、この日は思う存分、1か月ぶりのセックスを楽しみました。
セックスした後は、そのあたりにパンツやらブラやら、着ていた衣服やらが散乱し、お互い全裸の状態で、床の上で寝てました。
ふと目が覚めると、彼女はまだ寝ていたので、優しくブランケットを掛けてあげました。
そして、散乱した衣類を整理し・・。
その時、先ほどのパンツが目に入り、またしても嗅ぎたい衝動に。
思う存分嗅いだ後、横向きに寝ている彼女に後ろから体を密着させ、そのまま就寝。
何とも言えない、暖かい時間が流れていました。