『突然の目覚め』
俺は幼稚園の頃、家の布団の中に何気なく裸で寝転んだことがあった。
裸で寝転び、何となく股間が毛布に擦れる時に気持ち良さを感じた。
これが何かに目覚めた瞬間であった。
しかし、その時はただ何か気持ちいいなと思っていただけで、自慰や射精のことは何も知らなかった。
『初めての射精』
俺は中学生になり、チンチンの周りには毛が生え始めていた。
ある日、親が共働きで家に誰もいない時、昼寝をしようと思っていた。
冬場だったのでモコモコの毛布にくるまって寝ようとしていたが、ふと思い出した。
それは幼稚園の頃の記憶だった。
全裸で布団の中に潜り込み、毛布に股間が擦れた時、とても気持ち良かったなという記憶が蘇ってきた。
俺は久しぶりに全裸になり、あの頃とは違って毛の生えた股間を毛布に擦り付けた。
すると信じられないくらい気持ちよかった。
腰を振って股間を擦り付ける動作を止められなくなった。
だんだんとチンチンから何かが出て来そうな感覚になってきた。
それでも股間を刺激し続けることを止められずにいると、遂にチンチンから白い液体が溢れ出してきた。
中1の俺はその時、自分の体から何が出て来たのか全く理解出来なかった。
それと同時に、白い液体が出た後のチンチンが少し痛かった。
俺はチンチンが痛いことが怖くなり、ネットで色々検索して調べてみた。
するとチンチンから出て来た白い液体が「精子」だということがそこで初めて分かった。
保健の授業で習ったことはあったが、あまり真面目に勉強していなかった為、射精のカラクリを理解出来ていなかった。
射精が初めて自分の身に起こったことで、やっと勉強になった俺は、その後の保健のテストでかなり良い点を取ることが出来た。
俺はその時、知識も体も大人に近付いた実感が湧いてきた。
これが俺の初めての自慰だった。
『自慰に取り憑かれた』
自慰を初めて経験してから、俺はその気持ち良さに取り憑かれてしまった。
毎日毛布に股間を擦り付けては射精していた。
クラスの女子の膨らんできた胸や、自分と同じように女子のアソコにも毛が生えているんだろうなと妄想しながら、ひたすら股間を毛布に擦り付けていた。
夜寝ている時、時々夢に全裸のクラスメイトの女子が出て来て、夢の中でおっぱいを見たり陰毛を見たりしていた。
目が覚めると、いつの間にか床オナをしている状態になっており、パンツに精子が染み付いてしまうこともあった。
1番主流な自慰方法といえば、手で自分のイチモツを握って上下にシコシコする方法だと思うが、俺は手で自慰する方法を高校1年生まで知らなかった。
何も考えず、本能で毛布に股間を擦り付ける方法に先に辿り着いたからであった。
毛布を使って床オナをする方が腰が振れるし、刺激が強い為、未だに手で自慰をすると何か物足りなく感じてしまう。
初めて毛布の上で床オナをしたあの日から、俺は更なる気持ち良さを求めて、オナホールを固定させて腰を振る自慰方法などを思い付いた。
それはまるで本当に誰かとセックスをしているかのような感覚にしてくれる。
中学1年の時に毛布に股間を擦り付ける床オナと出会えてよかった。
自慰行為には果てしなくロマンがあり、俺のことをこれからも楽しませてくれるだろう。