1、意味もなく大きくなったあの場所への疑問
小学生の高学年に入るころだっただろうか、朝になるとトイレに行くときに、不思議とあの部分が少し大きくなっていることがあった。
最初は意味もわからず、病気ではないかと心配し親に相談すると「ほっといたら収まるから。絶対に触ったらダメ」と言われ、気にはなったものの言われた通り何もしなかった。
2、まわりのお姉さんを見たときに感じたもの
それからしばらくして、少しずつお姉さんを見て不思議な気持ちを持ち始めた。
それは知らない女の人も含めてのことだ。
小学校の担任の先生は男だったから気にならないが、隣のクラスの担任教師は若い女性、恐らく20歳代後半だったと思うけれど、その人を見たときに不思議な感じがして、あの部分が硬くなった気がした。
このときは同級生の女子を見てもそうは感じていない。
でもまだこのときは意味がわからず。
ただ硬くなると、ズボンのあたりが圧迫されたような気がして少し嫌な気がした。
3、ついにあそこに手を持っていき。
隣のクラスの先生のほか、近所の制服を着たお姉さん、多分中学生くらいだったと思うけど、年上の女性を見ると妙に変な気持ちを持ち始め、あの部分が硬くなっていたが、ついにある時のこと、確かテレビを見ていたときに大人の男女が出てきて何かしているシーンがあった。
はっきりとは覚えていないけれど、そのときにやっぱり硬くなった気がした。
あのときトイレに行って、いまどうなっているか見ようと思った。
不思議な病気ではないかと思って覗いた、普段より大きくなっている以外どこかがおかしいわけではない。
でも気になって手をあの部分にもっていく。
当時はまだ皮がめくれていない状態だったけれど、初めて触ったとき、そのとき今まで感じたことのない不思議な気持ちよさがあった。
だから手を少し動かしたら、やっぱり気持ちよくなる。
「これは何だろう?」と思ったが、そのときは小便がしたくなったので小便を終えてトイレを出た。
4、ついに自慰行為を!最初の半年は何も出てこなかった。
トイレで初めて硬くなっている物に触って少し動かしたときに感じた不思議な感覚。
それを一度味わうとまたやりたくなってしまった。
トイレに行くたびに触るようになる。
少し触るだけで気持ちよかったが、だんだんとその気持ちよい体験がもっとしたくなっていくのか、その触る時間が増えていく、気持ちよさとそこが反応してさらに硬くなる。
大きくなればなるほど気持ちよい気がした。
そして忘れもしないあの時、究極に気持ちよさが全身を包んだ。
その瞬間最も大きくなったあの場所。
でもまだ早かったのか。
気持ちはよくなったがいわゆる白い液はまだ出てこなかった。
出てきたのはこれを初めて半年くらい後だったと思う。
5、白い液が出始めて意味がわかるまで
意味もわからないまま初めての自慰行為は本当に気持ちよかった。
後からオナニーとかマスターベーションという言葉を知ったが、当時はそんな言葉も知らず、でも一度知ってしまうともうやめられず、1日に1・2回はトイレであの場所を触り快感を味わうようになっていた。
そのときになぜか女の人の顔を思い出しながらだとより気持ちよくなる気がした。
あとは女の人が来ているスカートや胸のふくらみなどを思い出してもだ。
それから半年くらいたってから新しいことが起きた。
それまでは究極に大きくなって快感をあじわっていただけなのに、ある日からあの場所から見たこともない粘り気のある白い液が出てきた。
最初は病気だと思った。
けれどこの話を親にはもうできない。
しばらく悩んだが病気だとしてもこの気持ちよさをやめることはもうできなくなっていた。
最初はうっすらと出てきただけに過ぎない白い液体はやがて勢いよく飛ぶようになった。
このことはなかなか情報もなく調べられない。
確か深夜ラジオや同級生からの話をもとに断片をつなぎ合わせてどういうことかわかるようになった。
初めての体験から1・2年後、あの部分の周りに毛が生えだした中学生のころのことである。