「初めての自慰は小学生」
私が初めて性に目覚めたというか自慰行為をしたのは小学校5年生の時でした。
学校の帰り道でエロ本が捨てられているのを見つけはじめは何もせずに通り過ぎたのですが、そのエロ本が開いた状態だったので少し中が見えていたこともあり何となく気になって来た道を少し戻り、エロ本を手提げバッグの中に入れました。
丁度その日は一人で帰っていたのでこれができたのですが、誰か友達が一緒だったら絶対変態扱いにされるので気になりつつできなかったはずです。
エロ本は少し汚れていましたが、絶対に触りたくないと思うほどの汚れではなかったのでバッグに入れることができました。
「家に帰って見たら」
いつもなら帰宅したらすぐにおやつの事を考えているのに、なぜかこの日はエロ本のことで頭がいっぱいで母が用意してくれてあったおやつは後回しになっていました。
自分の部屋に入ると同時にバッグの中のエロ本を取り出して開いてみました。
すると、これまでには当然見たことがない男女のHなシーンが描かれていたり、巻頭には女性のヌード写真が何ページかありました。
この巻頭の女性のヌードも自分の身体とは違うこともあり衝撃的でした。
エロ本を見ていくうちに、何となく変な気分になってきている自分がいました。
何となく下半身が熱くなってきているというか、ムズムズするような感じです。
こんな気分は初めてだったので、これもけっこう戸惑いました。
「初めてアソコに触った」
だんだん変な気持ちになってきて、次第にアソコ(陰部)を触りたい気持ちになってきていることに気がつきました。
気のせいだったかもしれませんが、密かにアソコが少し濡れてきてるようにも感じました。
アソコを触りたい気持ちになったなんて初めてでかなり罪悪感がありつつも手のひらでアソコを擦ってみたり、ペンでつついてみたりしました。
これが自慰行為なんてことは分からなかったので、ペンでアソコをつついている時にクリトリスを刺激したのか少し快感のようなものを感じていたような気がします。
さすがにペンでつつくだけでしたが、密かに「どうしたらもっといい気分になれるのか」みたいなことも考えていたようにも思います。
「毎日の習慣に」
拾ってきたエロ本を見ては変な気分になり、つい手がアソコに伸びるというようなことをそれからほぼ毎日するようになってしまいました。
これはここだけの話ですがそのうちその拾ったエロ本以外にも「ネタ」が欲しいと思うようにもなり、ますます自慰行為に拍車がかかっていきました。
でも自分でエロ本を買うことなんて当然できず、当時は今のようにネットが普及していなかったので思うようにはいきませんでした。
毎日モンモンとした感じで、今思うと信じられない小学生だったと思います。
それでも人一倍初体験が早かったとかでもなく、思春期になったらごく普通の感じでした。
いつの間にかあの異常な性欲はなくなっていきました。
結局ネタがあのエロ本だけだったので、あまりに何度も見過ぎて飽きてしまい性欲も冷めていったような感じです。
今思うとそれで良かったと思えていて、そうでなかったら小学生だった私がどこまで変態になってしまったのかと少し怖くなったのです。