私の名前はヤマト。
偏差値50前後の高校に通う普通の高校生だ。
特に得意なこともなく勉強もさほどできなかった私は、地元の高校に進学した。
毎日の高校生活は退屈で勉強も部活のバスケットもさほど身が入らない私にとって唯一の楽しみは保育園の時から一緒だった地元の先輩、ミカさんが同じ高校なことだった。
ミカさんは昔から可愛いと評判で地元のアイドル的な存在だった。
私の母親も口癖のように「ミカちゃんってホントかわいいよね~」とミカさんを見かける度にいっていたほどである。
退屈な高校生活を送っていたある日「え、ヤマトくん??ヤマトくんだよね??おっきくなったね~!!!!!」と美人な先輩集団に話しかけられた。
それがミカさんとの再会だったが、少し化粧もしており最初は誰かわからなかった。
話の内容、話し方、声でミカさんだと分かった。
びっくりするほどきれいになっていた。
それからは高校に行くのが少し楽しみになっていた。
ミカさんはテニス部だったためテニスコートの近くをわざと通って話しかけてもらえるようにしたりもしていた。
だがしかし、私にとって最高にショックな出来事が起きる。
それはとある雨の日の夕方、いつも通りの帰り道を歩いていると、ミカさんと一人の男性が相合傘をしながら歩いていた。
キスもしていたのですぐに彼氏だと分かった。
自分とは比べ物にならないくらいイケメンで高身長な彼氏だった。
「そうだよな、ミカさんはあれだけ美人だもんな、彼氏くらいいるよな」と思うと同時に悲しい、悔しいという気持ちもあった。
それからは毎日ミカさんと話せるよう努力した。
当時携帯などなかったがパソコンでメールアドレスを取得しメールをするなどして距離を少しずつ縮めていった。
ミカさんの卒業も近づいてきたある日、一通のメールが届いていた。
「別れた、ふられちゃった」。
すぐにミカさんに「今から話さない?」とメールした。
「今日はごめん、元気がないの。明日ヤマトくんの部活終わりに話そうか」と。
当時部員も少なく部長になっていた私は早めに部活を切り上げるよう工作し、部室で待ち合わせをした。
少しするとミカさんがやってきた。
想像通り全く元気がなかった。
振られた理由を聞いたが彼氏が悪い、彼氏が他の女と遊びたいだけじゃんと思った私は、勇気を出してキスした。
最初は戸惑っていたミカさんだったが「ヤマトくん、かわいい」と舌を絡ませてきた。
当時ほとんど女性経験がなかった私はそこでヒートアップ。
ミカさんのあそこに手を入れた。
「ねえ、ダメだよ」そんなこと言われても手は止まらない。
「ヤマト君だめ、嫌いになるよ?」だが止まれなかった。
少しするとミカさんのあそこに指がふれた。
びっくりするくらい濡れていた。
「ミカさん濡れてるよ?」「だってヤマト君のキスうまいんだもん、元カレよりうまい」「ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ、、、、、(手マンの音)」限界を迎えたミカさんは少し痙攣したみたいになってた。
当然ゴムもないので生で挿入。
5分ほどで絶頂を迎えてしまった。
「今日のことは絶対に内緒ね」と恥ずかしい顔をしていたミカさんが忘れられない。
次の日、学校であったときはなんともないミカさんになっていて、昨日のことは触れないでと言わんばかりに何もなかったかのような態度だった。
最初で最後の私とミカさんの思い出である。
あれから20年。
いまだに当時のことを思い出し、独りでやってしまうのである。