・幼馴染みの彼氏
私には、中学生から交際している彼氏がいました。
幼馴染みで、自然と交際はスタートしたんです。
でも、一緒に遊んだりしていてもなんだか物足りませんでした。
だって、このままではいつもと同じだったからです。
せっかく恋人同士になったのに、これでは何も変わっていません。
私は、日に日にイライラしてきました。
だから、中学校の卒業式で彼にキスして欲しいとお願いしました。
彼は、戸惑いながらも校舎の片隅でキスしてくれました。
初めてのキスは、とっても短くてあっさりしたものですが、私にとってはいい思い出になりました。
・奥手の彼
彼は、かなり奥手の人でした。
ソワソワしていて、きっと、キスしたいんだろうなぁというのが手に取るようにわかるんです。
でも、決して自分からキスをねだってはきません。
友人に話したら、真面目でいいらしいのですが、もっと迫ってきて欲しいんです。
強引に押し倒して、奪って欲しかったんです。
でも、奥手の彼はなかなかキス以上の事はしてくれません。
「私の事、好きじゃないのかな」
いつしか、こんな不安を抱くようになりました。
頑張って同じ高校に入ったのにとか、やっぱり幼馴染のままが良かったのかなとか色々な事を考えちゃいました。
そんな時に、文化祭のシーズンがやってきました。
私は、彼と同じオバケ屋敷に立候補しました。
とはいっても、暗闇で驚かせるだけの単純なものでした。
私は、彼と暗闇で待ちながらこれからの2人の事を話し合いました。
彼は、かなり動揺していたみたいで、私が進展しないなら別れると言うと慌てふためきました。
「それだけは嫌だっ。俺、本気でお前の事が好きなんだっ」
「声が大きいってっ」
時間的に人は少なくなっていましたが、万が一聞かれては困ると私は焦りました。
でも、彼が本気だという事はわかったのでホッとしました。
・2人っきりの空間で
オバケ屋敷は、思った以上に不評でした。
大した仕掛けもないので当然ですが、やがて脅かし役の子たちまで教室を出ていく始末です。
気がつくと、彼と2人っきりになっていました。
なんか、お互いに意識してドキドキしてしまいました。
と、彼がいきなり私にキスしてきたんです。
それも、これまでの触れるだけのキスじゃなくて、舌を入れてきたんです。
私は、彼の積極的な行動に驚きましたが、そのまま彼の好きなようにさせました。
「ここで、したい」
「人が来ちゃうよ」
そう言うと、彼は急いで休憩中の札を教室の前に出してきました。
そして、私達はその場で初体験を済ませました。
正直、かなり慌ただしかったです。
彼は、力任せに胸を揉んでくるし、私は彼の勃起した性器に驚いたりして、想像していたものとはかなり違いました。
でも、大好きな彼とセックスしたんだというのは、とっても感動的でした。
彼の性器を受け入れた時、裂けるかと思いましたが、なんとか大丈夫でした。
出血も少しだけだったので、ホッとしています。
・初体験の後
彼は、初体験にかなり感動したらしく、それから頻繁にエッチしようと誘ってくるようになりました。
嬉しい反面、かなり戸惑いました。
だって、これまでが嘘のようにエッチしたいと言ってくるんですもの。
キスも頻繁にしてくるので、周囲にバレそうでハラハラしました。
学生時代の素敵な思い出です。