・エロの知識が少なすぎた
男子にとって自慰をすることは普通のことだけれど僕が初めてオナニーをしたのは遅くて高校生の時だったんだ。
エロいことに興味がなかったわけではなかったけれど、中学生時代はエロ本を持っていなかったし、頭の中で妄想したことしかなかった。
エロに関する知識が豊富な友人がいたらもっと早く自慰をしていたんだろうけれど、僕の周りには自慰のことを話す人は誰もいなかった。
高校時代になって寮に入った僕は、友達が当たり前のようにオナニーのことを話すことに驚いた。
友人といっしょに生まれて初めてエロ本を買いに行ったことをよく覚えている。
オナニーを体験したことがなかった僕は、エロいことに対して無知すぎたと後悔している。
買ったエロ本を部屋で読んだんだけれど、ペニスがビンビンになった。
やっぱりエロ本はグラビアより遥かに刺激的だったから興奮してしまった。
ただ、僕はエロに関して奥手だったので自慰の方法をよく分かっていなかった。
だから、悶々とした日々を過ごしていたんだ。
友人たちはどうやって自慰をしているのか気になった。
・友人に自慰の方法を聞いた
内向的な僕は友人に自慰について聞くことはとても恥ずかしかったんだけれど、どうしてもオナニーをしたかったから勇気を出して聞くことにした。
エロ本をたくさん持っていた友人にどうやって自慰をしたら気持ち良いのか聞いたら、詳しく教えてくれた。
友人は手コキのやり方を解説してくれたんだけれど意外と簡単だなと感じた。
自分の部屋に戻ってさっそくエロ本を使って自慰をしようと思った。
ローションは友人が貸してくれたものを使うことにした。
本当は熟女が出演しているアダルトビデオで自慰をできれば言うことなしだったんだけれど寮では調達できなかった。
僕は年上が好きだからエロい熟女が載っているエロ本を読む時が一番興奮するんだ。
だから、若いアイドルのグラビアじゃなかなか勃起しなかった。
いつか年上の美人の女性と抱き合えたらいいなと思いながらエロ本を見ていた。
今は中年になったから若い女の子のセクシーショットが好きなんだけれど当時は若かったから年上の女性に憧れていたんだと思う。
熟女のいやらしい姿を楽しめるエロ本でエッチなことをいろいろ妄想しながら自慰をすることに決めた。
・初めての自慰をしたらスッキリした
友人が部屋に入ってこないように気をつけて初めての自慰をするための準備をした。
床にゴミ袋を何枚か敷いて精液が飛び散っても汚れないようにした。
やっぱり初オナニーだったから精液を上手くティッシュの中に出せないかもしれないと不安だった。
中学生で初めての自慰を済ませている人が多いから、高校生で自慰を体験した僕は同世代の中では遅い方だった。
僕は慎重な性格だからエロ本を読む前に手コキの練習を一応しておいた。
そしたら、エロ本がなくても竿を何度かしごいていたら勃起することに気付いた。
竿をしごけば気持ち良くなることを知らなかった僕は長い間損をしていたと感じた。
お気に入りの熟女のページを眺めながら手コキで初めて射精をした。
今まではエロ本を読んでもただ興奮しただけだったので消化不良だったんだけれど、やっぱり射精した方が凄くスッキリしたので一日に何度も自慰をするようになってしまったんだ。