・若者の集会
19歳の大学生の時に、車の免許を取りました。
練習がてら、夜に友達とドライブに出かけていたのですが、その中でいろいろと交友関係が深まっていったように思います。
夜ですから、行くところと言えば、カラオケとか、ファミレスとか、ビリヤードとか、そんなところばかりですが、そういうところに足しげく通っていると、ほんと、交友関係って広がるんですよね。
で、いろんな情報とかも入ってくるようになるのですが、毎週金曜日の夜に、とある場所(工業団地の片隅)で、同年代の若者が集まってワイワイしているという、噂をゲットしました。
そこに参加する制限は特になく、なんていうか地元の祭りみたいな感覚。
特に何をするでもなく、車でやってきて、そこで親睦を深めるような感じ。
で、フィーリングが合えば、男女関係なく友達になったり、あるいは恋人になったり。
・ヤンチャな女の子
で、初めてそこに行ってみたわけですが、50人くらいの若者たちが、あちこちで、たむろしています。
決していかがわしい感じではなく、ごくごく健全に親睦を深めているのです。
さて、適当にそのあたりをぶらぶら歩いていると、偶然、知り合いに遭遇。
中学時代の友達で、すぐに輪に入れてくれました。
その中に、ものすごいタイプの女の子がいたのです。
見た目はちょっとヤンチャな感じ(上下ダボダボのジャージに、サンダル)ですが、話してみると、ほんわかした感じの女の子で、やたらフィーリングが合います。
会話がとめどなく続き、相手も僕のことを気に入ってくれている感じが伝わってきます。
この子と付き合ってみたいなあ、なんて思うようになり、何度か会う中で、その気持ちはますます高まっていきました。
・初セックス
というわけで、次に会ったときに、告白したのですが、無事にOKの返事をもらいました。
自分としては、これからゆっくりと関係性を深めていこうと思っていましたが、彼女は行動が早く、その日のうちに誘ってきました。
とんとん拍子に彼女の家に行くことになり、そこでセックスをする運びとなりました。
ただ、この時の僕は童貞で、何をどうしたらいいのかが全くわかりません。
自分が童貞なんてことはいちいち彼女には伝えていませんでしたが、どうやら彼女は僕が経験済みだと思っていたようです。
なので、こちらの動揺っぷりに、けげんな顔をして、「どうしたの早くやろうよ。アタシ我慢できないよ」と、催促してきます。
そこで、素直にこれが初めてだということを伝えると、「なんだそういうことww。だったらアタシが教えてあげるッ」と、手取り足取り教えてくれました。
彼女は経験豊富で、男性が感じるツボを完全に把握しています。
あの手この手で、快感を与えてきて、ペニスは常に勃起状態。
で、念願の挿入の段階になったのですが、彼女に挿れた瞬間に、それまでのハツラツさ消え、突然しおらしくなりました。
ちょっとほっぺたとか耳とかも赤くなっていますし、恥ずかしそうに眼をそらします。
後は好きにして、と言わんばかりの対応に、一心不乱に腰を振り続けました。
そしてあっという間にイクことになりました。
射精後、彼女が照れた表情で、感想を聞いてきます。
「どうだった?アタシ、気持ちよかった?」そりゃもう、気持ちいいなんてもんじゃありません。
聞けば、彼女は童貞の男性とセックスをするのはこれが初めてだったらしくて、逆に緊張していたんだそう
その、気遣いにまた惚れてしまった僕なのでした。