●童貞を失くしていく友人の話を聞いて焦っていった自分
高校3年生のクリスマスの頃には、すでに推薦入学が決まっていた僕。
大学進学については他のクラスメートとは異なり、全く焦っていませんでした。
でも、もっと悩ましいことがあったのです。
それはまだ初体験を済ませていなかったこと。
僕の悪友たちのほとんどは体験済みだったのですが、僕と後1人の友人はまだ童貞。
周りの友人たちは受験勉強で必死になっていたのですが、僕とその友人は童貞と”おさらばすること”に必死になっていました。
勉強している奴らからすると、「いいじゃん!もう進学先が決まっているんだから!」と言われていましたが、逆に初体験もしたことがなかった僕にとっては、そっちの方が深刻な問題だったのです。
早い奴だと高校1年生の時に体験済みもいたので、もう自分だけが取り残された感じで「高校を卒業するまでに絶対終わらせてやる!」と意気込んでいました。
何の根拠もなく・・・
何故なら、これまで1度たりとも彼女らしい彼女はいなかったし、何せ僕が通っていた高校は男子校。
校内で女の子と知り合うきっかけがあるはずもありません。
学校内で女性といえば、学食のオバさんくらいのもの。
だからこそ、焦っていたのです。
●喫茶店でそんな話をしていて声をかけてきた女子大生
そんな話をもう1人の童貞友人と喫茶店で会話していた僕ら。
今から振り返ってみると、すごく恥ずかしいことだったかもしれません。
どうしてかと言うと、店内に響き渡るくらいの大声で叫んでいたから。
「年末までには絶対童貞を捨ててやるぞ!」
恐らく僕らの会話を聞いていた周りのお客さんたちは赤面したり、軽蔑の目で僕らを見ていたことでしょう。
でも、それくらい必死になっていた僕らだったのです。
そして、もう1人の友人が店を後にしました。
「ここで悩んでいる暇はあったなら、ナンパしてた方がマシだわ」
僕は冷静に自分の置かれている状況を考えて、”初体験実行作戦”をお店でゆっくりと考えるために残ることにしたのです。
1人残された僕。
プランを思案中に1人の女性が僕に近づいて・・・
「君たちの話、聞こえちゃったわ。よくもまあ、あんなに大きな声で言えたものね」
その時ふと我に返った僕。
思わず赤面してしまいました。
しかし、この人をあらためて見てみると、すっごいナイスバディ。
思わずゴクリと唾を飲み込んでしまうほど。
そして、いきなり僕の耳元でささやいてきたのです。
「私で良かったら、相手してあげるわ」
青天のへきれきとはこのことを言うのでしょうか。
2つ返事でOKのサイン。
●いきなり彼女のアパートに行ってから・・・
ロクに会話もせずに僕は彼女の後をついていきました。
お店を出てからどこに連れていかれるのだろうと思っていたのです。
「ラブホ?」と淡い期待をしていましたが、なんと着いたところは、このお姉さんアパート。
「ねえ、いっしょにシャワーしましょ」
僕の着ていた服をゆっくりと脱がしてくれるお姉さん。
もう心臓はバクバク。
そして、彼女も下着を外してシャワーに。
張り出したおっぱいのキレイなことか。
優しく僕の口の中に舌を絡ませてきて濃厚なキス。
キレイになったところで、僕らは2人、ベッドで濃厚なエッチになっていきました。
「ああ~ん。気持ちいい。もっともっと突いてぇ~」
さっきまでのお姉さんの雰囲気は全くありません。
すごくエロい顔と声が堪らず
「僕、もう我慢できません」
思わずイキそうになったのですが、
「ダメ、まだいっちゃいや!」
でも、我慢できない僕は出してしまったのです。
でも、それからお姉さんは何度も僕のアソコをくわえてくれて元気に。
そして、3回もエッチをしたのです。
後から聞いたのですが、お姉さんは彼を別れたばかりで、すごく寂しい思いをしていたため、僕を見つけて声をかけてくれたのです。
それからお姉さんとは何度かベッドでのレクチャーをもらいましたが、彼女が社会人となり、それからは会うことはありません