「社内では真面目で有名な上司」
これは私が勤めていた会社内で実際に起きた出来事です。
私と同僚3人は仲が良く、ランチはいつも一緒だったしお互いに色んな悩みを相談し合うような仲でした。
まだ会社に入社したばかりの頃、私達4人を指導してくれた上司は私より7つ上の30代前半の男性でした。
この上司はとにかく真面目で、一度私たち4人と仕事の話し合いをするために一緒に飲みに行ったことがあったのです。
その時に、明らかに怪しい上司を見てしまったという感じです。
「上司は女に興味が全くないと言っていた」
この時に上司が私たちに話してきたことの一つに、「自分は全く女性に興味がなく、セクハラなど全く理解ができない」ということがありました。
セクハラが理解できないというのは信用性があって良いと思ったのですが、女性に興味がないというのはさすがに逆に「怪しい人」と思えてしまったのです。
これはみんな同じことを考えていたようで、後で同僚3人と「あの上司は怪しい、いつもいやらしい目で見てくるし」という話し合いをしたのです。
「作戦を考えた」
どうしても怪しい上司の真実をあばくために、私たちは信じられないようなことを計画しました。
今思うと、なぜここまでしようと思ったのかは謎です。
その計画というのは、私たち同僚の仲で一番男性経験が豊富で可愛い子がその上司に恋したという設定にして、告白して様子を見るというものでした。
早速翌日に、一番可愛い同僚は上司にメールで愛の告白をしました。
「そのメールの反応に上司は」
上司は可愛い同僚からの愛の告白メールを受け、すっかり騙されたような返信をしてきました。
その同僚に見せてもらったメールの内容は、「実は俺もそう思ってたんだよ、前から好きだった」と。
そして、メールをもらった翌日に早速デートする約束をしてきた上司は、初めてのデートの場所は自分の一人暮らしの部屋でした。
この時点でいかにも下心があり何かを企んでいるような感じはしますが、案の定同僚が上司の部屋に行くと付き合い始めたその日に上司は同僚に身体の関係を求めたらしいです。
「かなり荒々しかったらしい」
同僚が言うのはその日の上司は一緒に部屋でコンビ二で買ったご飯を食べ、ろくに話してもいないうちに襲ってきたようです。
しかもまだ完全に服を脱がせてもいないうちから上司の性器はビンビンに勃起していたと言っていました。
そして、同僚が「まだちょっとやめてください!」と言ったのに、上司は聞く耳を持たずまだ完全に濡れきっていない同僚のアソコに無理矢理挿入してきたとのこと。
嫌がる同僚を無視してガンガン腰を動かし、勝手に自分ばっかり先にイッたと言っていました。
「女性に興味がないなんて全く嘘」
この事を機に、上司が女性に興味がないなんて全く嘘だということが分かってしまいました。
「これまでに女性を粗末にした経験は一度もない」とも言っていましたが、これも同僚への行為で嘘だと分かりました。
しかも、上司は散々自分ばっかりが何度もイッた後、即次に会う約束をしてきたというのです。
上司は30代で独身ですが、なぜ独身なのかハッキリ分かった気がします。
見た目はけっこう良いので、おそらく自分を真面目に見せていながら実は陰でこっそり同僚にしたような事を繰り返しているから結婚できないのだと感じました。
ただ、同僚に対してはその後も職場でもこっそりセクハラしたり、人が来ない所に同僚を呼び出してやろうとするような態度に変わったようです。
そんなことが数えきれないほどあり、同僚はついに上司と別れて上司は会社を退職する羽目になっていました。