『きつね娘との出会いは偶然に』
これは今より規制がゆるく、自由だった90年代のお話。
当時小学5年生だった私は、家でまったりと寝転がりながら、おこづかいを貯めて買ったゲーム雑誌を読んでいました。
その時代のゲーム機は主に初代ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイなど。
初代プレイステーションすら出たばかりで、それが時代の最先端を行っていたような状況です。
インターネットどころか、パソコンすら各家庭に普及していない状態だったので、当時正確なゲームの攻略情報を得ようと思ったら、ゲームの攻略本を買うかゲーム雑誌を買うかする必要がありました。
それはさておき。
雑誌をぼーっと眺めていると、とあるキャラクターが目に留まりました。
それは90年代にはよくあるテイストで描かれたきつね娘で、髪型は三つ編み、体型は3頭身程度のロリ型、服装はセーターに短いスカートというような見た目をしていました。
そして短いスカートからは白いパンツときつねのしっぽがチラリとのぞいていました。
萌え系のコンテンツが充実している今の時代の感覚で見れば、残念ながらあまりエロいと感じられるようなものでもないでしょう。
しかし、当時はきつね娘というジャンルは今よりもずっとマイナーなものでした。
パンチラというものは当時でさえすでに使い古されたやり方でしたが、短いスカートからパンツとふわふわなしっぽが同時にのぞいており、さらにしっぽのつけ根の部分が大変想像力をかき立てられるような状態になっているというのは当時ではなかなか斬新なものでした。
もちろんこんなきつね娘は、性に目覚めつつある男子小学生の性癖を壊すのに十分過ぎるものでした。
『きつね娘が見せるエッチな夢』
ある夜、そのきつね娘が夢に出てきました。
それはきっとその娘が出ているページばかり読んでいたからでしょう。
彼女は、始めは雑誌の中でそうしていたようにこちらを向いて微笑んでいました。
しかしそのうち、こちらにお尻を突き出すような格好をしてパンツを見せつけてきたり、スカートを脱ごうとしたりするようになりました。
そして彼女はあっという間に、下半身だけ裸という状態になりました。
これはもしかすると願望が強く反映された夢だったのかもしれません。
私は彼女の下半身がどうなっているのか見たい、そして触ってみたいと思い、彼女の方へと近づいていきました。
『初めての射精は突然に』
ところが強い尿意のために目が覚めてしまいました。
しかもあんな夢を見ていたためか、息子はビンビンに勃っており痛いくらいでした。
さっきの夢があのまま続けば良かったのにという誰にも向けられない恨めしさを抱きながら私はトイレで用を足そうとしたのですが、男性諸君には想像に難くないようになかなか難儀してしまいました。
そしてまたあの夢を見たいと考えながら布団にもぐり込みました。
ところが、興奮がなかなか収まらないせいでなかなか寝付くことができません。
それどころか呼吸や心臓の動きがどんどん早くなっていくというような状態でした。
そしてどういうわけか、手は自然と息子の先っぽをいじっていました。
その部分は敏感で半分痛くもありましたが、体感で5分もしないうちに息子からはおしっことは明らかに違う液体がピュッピュッと出てきました。
その時の気持ち良さを初めて経験した自分は、彼女を想像しながら2回目の射精を求め、そして体力を使い果たして眠りにつきました。
ちなみに彼女は不思議なもので、その後も度々夢に出てきてくれました。
今ではめっきり夢に見なくなりましたが、今夜久々にその雑誌を開いてみようと思います。
もしかすると、再び当時のような夢を見られるかもしれませんからね……