『まさか姉貴がレズのえっち魔だったなんて』
俺の姉貴はレズだった。
その事実を初めて知ったとき、俺は大きな衝撃を受けてしまった。
それは俺がまだ中三の頃の話だ。
当時、地元の女子大学へ通っていた姉貴の部屋の前を通ったとき、何か知らないけれど、女同士がイチャイチャしているような声が聞こえてきた。
俺は悪いと思いながらも、ちょっと気になって、姉貴の部屋をそーっとのぞいてみた。
すると、こともあろう、姉貴が淫らな下着姿で誰か別な女の人とベッドで抱き合っていたのだ。
「げっ」と思った俺は、すぐさま扉を閉めたが、不覚にもバタンという音を立ててしまい、俺が姉貴の部屋をのぞいていたことがバレてしまった。
その夜、姉貴は俺の部屋へやってきて、「なんでのぞくのよー」と怒りながらも、「レズのどこが悪いの」「好き合っているんだからいいじゃん」とか何とかわめきながら、俺にいいがかりをつけてきた。
姉貴よ、落ち着けって。
俺は素直に「悪かった」と詫びると、「姉貴のえっちを見ていたら、つい興奮してしまって」とホンネをもらしてしまった。
姉貴がいうには、姉貴のえっちのお相手は、大学のクラスメイトだとか。
女同士のレズって、どんな感じなんだろうな。
俺は夜な夜な姉貴のえっちな行為を想像しながら、自分の部屋でひとり寂しくマスターベーションをするようになった。
『女どものえっちに巻き込まれた日』
それから数週間後のある日のこと。
姉貴の部屋に、またレズ友のクラスメイトが遊びにきていた。
姉貴が「紹介するわよ」といってくれたので、俺は姉貴のパートナーのB子さんに挨拶をした。
女っぽい姉貴とは対照的に、ショートカットでボーイッシュな雰囲気のB子さん。
「お父さんもお母さんも今日は遅くなるっていってたから、こっそり飲もうか」という姉貴の提案で、姉貴とB子さんはビールを飲み始めた。
俺自身はまだ中三なので、一応ノンアルの飲みもの。
ビールが進むうちに、姉貴とB子さんはどんどん淫らになっていった。
「あーん、がまんできない」とか何とかいいながら、ふたりで胸をはだけながら、お互いの体を触り合う始末。
一応未成年の俺が見ているんですけどと、俺は声を大にしていいたかったが、姉貴らは完全にブレーキが利かなくなったとみえて、エロい下着を脱ぎ捨てると、ベッドでレズの行為を始めた。
えー、嘘だろ。
どう考えても、俺はじゃま者だよなと思っていたら、B子さんが「一緒にやろう」と俺を誘ってきた。
いや、そういわれても無理無理。
俺は自分の部屋へ戻ろうとしたが、姉貴が俺の体にタックルをしてきて、俺のズボンを脱がせた。
そこへB子さんが覆いかぶさってきて、嫌がる俺のあそこを舐めまわしたりなんかして‥‥
そうそう、そうなんです。
結論からいうと、俺はB子さんに童貞を捧げてしまった。
あんたらレズなんだから、男子には興味ないんじゃないの?と思っていたら、大まちがい。
男子のおちんちんには、しっかり興味があるみたい。
俺が姉貴の部屋でぐったりしていると、姉貴とB子さんは何ごともなかったかのように、レズの行為を続けた。
「あーんあん」なんて。
そんなエロっぽい声を出すんじゃないよ。
俺もう一回でいいから、B子さんとやりたくなったじゃん。