『1学年先輩のSさんとの出会い』
初体験は大学1回生の入学して間もないときでした。
県外の大学に進学したわたしは周りに知っている人もおらず、誰か知り合い、友だちを作ろうという目的で、大学生協主催の新入生歓迎会に参加していました。
歓迎会では新入生が5人ほどで1チームになり、そこに上級生が1人サポートとして付き、チーム対抗で得点を競うというものでした。
そこでサポートに付いていただいたのがSさんでした。
Sさんは1学年上の小柄でかわいらしい感じの先輩で、わりとはきはきと物を言う誰にでも明るく接してくれる女性でした。
チーム対抗戦でも同じチームになった新入生に積極的にサポート・応援をしていただきました。
そのときは何事もなくゲームを終え、そのまま解散という流れでした。
『Sさんとの再会』
Sさんとは学部は違いましたが、たまたま大学構内で出会う機会があり、顔を覚えていただいていて「あっ、あのときは参加してくれてありがとう」という感じでの再会でした。
二人とも授業の空きがあったので、食堂で一緒に軽くケーキなどを食べながらおしゃべりしていました。
というよりも、大学でまだ右も左もわからない状態なので、Sさんがいろいろ質問してくることに答えるという感じでした。
このときにわりとノリがいい人だなと思っていたのですが、質問がだんだんプライベートなことになり「彼女はいるん?」だとか「SEXってしたことある?」といった踏み込んだ質問にもなりました。
Sさんの明るさと悪い印象を持っていなかったので正直に彼女はいない、経験がないことを打ち明けると、「それじゃあ、わたしとしてみる?」との思いがけないお誘いを受けました。
突然のお誘いにびっくりするとともに真意を尋ねると、「君のこと気に入ったから。わたし気に入った人とは触れ合いたくなるんよ」ということで、Sさんのアパートの住所を教えてもらい、日にちを約束しました。
『Sさんの部屋で』
いざこういうときにどういう風に訪問すればいいのかよくわからず、とりあえず普段通りの格好で手土産にケーキを持ってSさんのアパートを訪ねました。
アパートは女性専用ではあったものの男性が入ってはいけないということはなく、部屋でSさんが迎えてくれました。
先日の食堂では対面に座って話をしていましたが、この日は横並びでテーブルにつき、最初は軽く雑談から入ったものの、徐々にH関連の話になり、Sさんのほうからキスをしてもらいました。
キス自体はすでに経験済みだったので、それを伝えると「なんだ、残念」「でもこっちは経験ないんだよね?」とわたしの服を脱がし始め、「わたしにまかせなさい」とSさんに主導権を握られたまま初体験になだれこみました。
お互いに裸になり、Sさんが自身の体を使ってどこがどういう箇所でどういう風に扱えば女性は気持ちいいというのを教えてもらいました。
わたしが学生の頃なのでインターネットはまださほど普及しておらず、アダルトな内容を自由にみるということもなかったですが、Sさんの体がキレイで魅力的というのはわかりました。
最初は口でしてもらいましたが、わたしの反応を見ながらわたしが気持ちよくなる場所を探りながら遊ばれていました。
いざことを始めると、「このときはこう動いたほうが気持ちいい」「そこに当たるように狙うと女の子は気持ちよくなる」「揉んだり触ったりするときは強弱をつけると気持ちよくなる」などとSさん自身も快感を得ながらも男性側がどのように動けばよいか女性が気持ちよくなれるかを教えていただきました。
学生なので精力は有り余っており、お互い汗まみれになりながらも3回は出しました。
うち1回は安全日ということでゴム無しの生での中出しでした。
ゴム有りと無しとでは気持ちよさが全然違いました。
そのまま二人でシャワーを浴びてお風呂に入り、感想を言い合っていましたが、Sさんは誰とでもこういうことをしているのではなく、おしゃべりして「あっ、この人いいなぁ」と直感的に本能的に(?)思った人に声をかけてしているようでした。
『Sさんとの別れ』
わたしは4年制の学部、Sさんは2年制の短期大学部ということで、1年間しか仲良くさせてもらうことができず、Sさんが他県に就職したのでそれっきりになってしまいましたが、その1年の間に何度か声をかけてもらってさせていただくことがあり、そこで少しずつ女性にどのように接すればよいかを教えていただきました。