『きつね娘との出会い』
初めての自慰行為は小学5年生の時でした。
原因は図書館で何気なく借りてきた本。
もちろんそれはエロ本というわけではなく、いたって普通のTRPG(テーブルトークRPG)解説本でしたが、そこには小学生には刺激の強いきつね娘が描かれていたのです。
彼女はきつねの耳としっぽを持つ半獣人といった形態で、ごく普通のセーターとごく普通の長さのスカートをはいていました。
ですが時々パンツが見えていたり、あざといポーズを取っていたりするイラストがあったのです。
今の過激な少年誌に比べればかなり大人しい方だとは思いますが、当時ほんの子供だった私にとってこれは十分すぎるくらいの刺激になりました。
『小学生にして同人活動』
当時から物語やイラストを描くことが好きだった私は、彼女のイラストを何度も何度も模写するようになりました。
目的はただ一つ。
彼女に望みのポーズを取ってもらうことです。
図書館にあるような本にエッチなイラストなどありませんから、それが欲しかったら当時は自分で描くよりほかありませんでした。
そして日が経つこと数か月。
勉強そっちのけで「秘密の自由帳」につきっきりだった私は、一つのマンガを完成させました。
今風に言うならば「二次創作同人」といったところでしょうか。
内容はざっくり次のようなものです。
きつね娘とTRPGで遊んでいるうちに彼女の家にお泊りすることになり、そこで一緒のベッドに寝ることになる。
そしてそこでおちんちんを彼女の股に入れ、射精する。
すると翌日こぎつねが生まれている……
『オカズはまさかの……』
今思えば超展開もいいところですが、当時は性の知識などロクになかったのでご容赦を。
しかし、全年齢対象の本で興奮していたような小学生にとって、こんなエロ同人もどきは劇薬もいいところです。
また「同人誌の最大の読者は自分自身」などという言葉がある通り、これは自分にとってものすごく刺さりました。
私は夜、秘密の自由帳と懐中電灯を持って彼女との激しいエッチを想像しました。
そして、これが人生初の自慰らしい自慰になりました。
ペニスを痛くなるほどしごくと、ペニスからは精液が15cmくらい飛び、服に、布団にかかりました。
しかし私はそんなことはあまり気にしていませんでした。
なぜなら想像の中ではおちんちんは彼女の中に入っていて、私は彼女のしっぽをにぎにぎしながら射精しているから。
そしてあまりの気持ち良さに、疲労も気にすることなくもう1回激しくしごきました。
すると、薄い精液がどぴゅっと3cmほど飛び手をどろりと濡らしました。
ちなみに、その後もこの自由帳には度々お世話になっていました。
しかし、小学生の男子が母親から秘宝を隠し通すことは難しいもの。
これを発掘した時の母親の顔は……ご想像にお任せします。